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第二十話 ページ22

今日もいつもと変わらない日


だけど・・・青学に来てばっかりの頃よりは少し変わった






それは手塚の影響だ・・・









貴「・・・毎日俺のパン代のためにお金使わなくても・・・」

手「気にするな。俺が好きで動いているんだ」


貴「本当に大丈夫か?毎日俺のとこに来たりして・・・」

手「心配しなくていい」

貴「けど・・・なんで俺にこんなにも・・・



!・・・先生にでも頼まれたか?俺を指導するように」

それを聞いた手塚は少し驚いてからAをまっすぐ見た



手「それは違う」

貴「・・・」

Aはただ手塚の目を見ていた


手塚は静かに息を吸ってAの目を見つめながら言った


手「俺が毎回ここに来るのはお前にパンを渡しに来るだけではない

・・・できるだけそばにいてお前の味方でいたい。そう思っているからだ」

貴「!」


Aは少し、いや、かなり困惑した


今までそんなこと言われたことなど一度もなかったから・・・



Aはすぐ


貴「そんなの嘘だ」


そうとまどいながら否定した


手「俺は本気で言っている」


Aはもう一度手塚の目を見た


その目の奥の瞳には堂々としていて嘘という曇りなどなかった

ただ・・・そんな威厳がある瞳には何処か優しさも見えた




手「それに・・・俺以外にも必ずいるはずだ・・・


お前の事を大事に思っている人が・・・」


手塚はあえて幸村の名前は出さなかった

もしかしたら、Aに辛い思いをさせるかもしれないからだ


Aはどうしていいかわからずただ俯いていた



手塚は静かにAの肩に手を置いた



手「お前は独りじゃない・・・。それだけは・・・わかってくれないか?」

Aは俯いたまま黙っていた



手塚はAの肩に置いてあった手をAの頭に移し、優しく撫でた





Aが泣いていた時と同じように・・・

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優羽(プロフ) - オレさん» いつもありがとうございます!本当に嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2013年6月17日 20時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - Linkさん» ありがとうございます!そう言って頂くと本当に嬉しいです!これからも頑張ります! (2013年6月14日 19時) (レス) id: 2396cdc36c (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます。 この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい!!応援してます! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - コメントさせてもらいます! この作品は、すっごく面白いです!!! 更新がんばって下さい 応援してます!! (2013年6月13日 23時) (レス) id: 79e7361fe0 (このIDを非表示/違反報告)
優羽(プロフ) - オレさん» ありがとうございます!!期待に応えられるように頑張ります! (2013年5月28日 20時) (レス) id: 5d38015e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2013年5月7日 1時

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