目に映るのはオレンジ (ページ16)

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そんなこんなで、
てっちゃんに見つかり回収されました私たち。

そして、撮影再開。

て「はい、こちらが僕が作った手作りゼリーでございます」

テーブルの上に乗ってるのは、
色々な容器に入った色んな色のゼリー。

美味しそうなのもあるやん、ちゃんと

決めるのは、もちろんじゃんけん。
よし、やったる！！

虫「せーの、最初はジャンケンぽい」

じゃんけんの結果

て「A、りょう、とし、虫、ゆめの順番で選んで頂きます」

『はーいっ』

1番最初に選べるとか、ラッキーじゃない？！

て「じゃあ、まずAから」

『えーどれにしよ…』

よく近くで見てみると、
なにか浮いてるし、色気持ち悪いし、泡浮いてるしなんかどれもまずそう。遠くからみたらいけるかと思ったのに…

『どれも不味そう』

虫「どれもアウトやん」

私は数ある中から、まだマシな紫のゼリーを手に取った。

『ぶどうゼリーと信じて、まだマシなこれにしまーす！』

そのあともみんな推理をして、
順々に選んでいく。

りょ「A、ほんとにそれで大丈夫？」

『うん、多分。逆に、当たりのゼリーだったとしても大丈夫な気がしないからどれ食べても大丈夫かな」

て「Aちゃん、今酷いことサラリと言ってのけたね」

りょ「としみつは、いいのそれで？」

と「いや、これはあたりじゃない」

りょ「ハズレの中の当たりってこと？」

と「いや、もうハズレ」？？？

いや、もう意味不明やん！