・ ページ9
・
ナオミさんが居ない。さっき迄確かに其処に居たはずの彼女は忽然と姿を消した。
「……ナオミ? ナオミ⁉︎」
突然の出来事に焦って駆け出す谷崎さんの背中に向かって、敵が近くに居るかもしれない、無闇に動くのは危険だとAさんが叫ぶも彼には届かない。
人を掻き分け、半狂乱になり乍ら消えたナオミさんを探す谷崎さんは、雑踏の中に見覚えのある赤毛の少女を見付け、手を伸ばす。
「見付けたっ! ナオミを返せ!」
其の手が少女の肩に触れようとした時___
「遊びましょ⭐︎」
少女の言葉と共に景色が一変する。
僕らだけでなく、周囲の通行人ごと異空間に転送されている。その場の誰もが突然の事に混乱する中、少女だけが大層愉快そうに笑う。
「ようこそ、アンの部屋へ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
倫理観はゴミ箱に捨ててきた。あと、私はメイ◯イン◯ビスとかが大好物です
これで不味いと思ったやつは今のうちに引き返すんだ、そろそろ性癖出すぞ
で、谷崎兄妹とAちゃんの関係性なんだけど、彼女はちょっと羨ましいなぁって思いながら二人のこと見てる
ナオミちゃんは社で唯一歳の近い女の子だから、友達認定なんじゃないかなぁ
谷崎さんは多分、年下で然も女の子なのに自分より優秀で凄いなって感心してる
49人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:手羽さき x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年8月26日 22時