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in side
「………」
「………」
「え、それはないよね?」
「………」
「まさか大ちゃん、俺のこと好きって可能性ある⁈ないよね⁈⁈俺の勘違いだよね?」
俺は誰とでもキスするなんて無理だし、少なからず好意がある相手としかしない。
そう考えると、大ちゃんも…
そう思ったけど、まさかね、、
「あるよ」
「はぇ?」
「俺いのちゃんのこと好きだし」
「………」
「………」
「それはメンバーとして?」
「それもある」
「人間的に?ヒト的に?」
「それもある」
「恋愛的な意味は…」
「ある」
「………え、嘘…」
「嘘じゃねーし」
だって大ちゃんだよ?
あの大ちゃんだよ?
大ちゃんが俺のこと好きとかあり得る?
あり得なくない?
「いのちゃんもそうじゃないの?」
「…ふぇ?」
「俺のこと好きって言ってたじゃん、さっき」
「あ、…うん」
確かに言ってた。
「俺めちゃくちゃ嬉しかったんだけど、それ」
「………へぇ、…そうなんだ……」
もうなんか頭の中ぐちゃぐちゃでよく分からなくなってきたかも。
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作者名:Tea time | 作成日時:2022年11月27日 10時