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「このまま仕事に行かれますか?もしよかったら2階のシャワー使ってもらっても…」
「あ、いえいえ。まだ時間あるので一旦家に帰って着替えます」
「そうですか、」
俺と話をしている間も、伊野尾さんは1人でテキパキと料理をしていた。
そんな様子をコーヒー片手に優雅に見てる朝って、、
「そういえば、お店って1人でやってるんですか?」
「えぇ、基本的には…そんなに広いお店でもないですからね。でもバイトの子が1人手伝ってくれてますよ」
「へぇ…」
でも俺たち結婚するわけだし、これからは俺もお店のことを手伝うべきなんだよな?
だけどそしたら俺は今の仕事を辞める?
んー、…
でも、今すぐに仕事辞めるとかは考えられないかも…
「………大丈夫ですよ?」
「へぇっ?」
カウンターの向こうで、伊野尾さんが微笑んだ。
「有岡さんが仕事を辞める必要なんてないですよ」
「………」
俺の心、、読まれた?
「結婚するからって、仕事を辞める必要も、変える必要もないです。有岡さんが好きなことを続けてください」
「……ありがとう…ございます」
やっぱりすっごく居心地がいい。
このお店の雰囲気もそうだし、伊野尾さん自身も…
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空 - Tea timeさん» 楽しみにしております^ ^ (2022年7月9日 13時) (レス) id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
Tea time(プロフ) - 空さん» リアル設定については検討します。 (2022年7月9日 13時) (レス) id: 915019278d (このIDを非表示/違反報告)
空 - Tea timeさん» ちなみに次回作は何系のお話でしょうか?個人的にはリアル設定希望です^ ^ (2022年7月9日 12時) (レス) id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
Tea time(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます。次回も読んでいただけたら嬉しいです。 (2022年7月9日 10時) (レス) id: 915019278d (このIDを非表示/違反報告)
空 - 完結おめでとうございます!!いつも楽しく拝見させて頂いておりました^ ^次回作も楽しみにしております^ ^ (2022年7月9日 9時) (レス) @page32 id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tea time | 作成日時:2022年6月29日 9時