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ar side
「本当にここでよかったんですか?」
「はい、通勤時間もそんなに変わらないですし…」
休日、俺は引っ越しの荷物を、お店の2階に運び込んだ。
お店の入り口の横に、自宅用の玄関があって、そこから2階にある自宅へと繋がっていた。
大抵の家具や家電は処分して、必要最低限の荷物だけにした。
結構広めな部屋を一室俺のためにくれて、そこにベッドやらテレビやらを運び込んだ。
最近では別居婚が割とポピュラーだけど、俺はその波にのるつもりはなかった。
というか、伊野尾さんのことをもっとよく知りたいし、そのためには近くにいる方が好都合だった。
「あ、そろそろお店に戻った方がいいんじゃないですか?あとは、1人で適当に片付けるので…」
お店のランチ営業の時間が迫ってきていた。
「…じゃあ、戻りますね。………あ、お腹空いたらお店の方に降りてきてください」
「え、」
「お昼ごはん作りますから」
「…は、はい…」
伊野尾さんはお店へと直接繋がる階段を降りていった。
………
最高すぎるじゃん、、この生活。
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空 - Tea timeさん» 楽しみにしております^ ^ (2022年7月9日 13時) (レス) id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
Tea time(プロフ) - 空さん» リアル設定については検討します。 (2022年7月9日 13時) (レス) id: 915019278d (このIDを非表示/違反報告)
空 - Tea timeさん» ちなみに次回作は何系のお話でしょうか?個人的にはリアル設定希望です^ ^ (2022年7月9日 12時) (レス) id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
Tea time(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます。次回も読んでいただけたら嬉しいです。 (2022年7月9日 10時) (レス) id: 915019278d (このIDを非表示/違反報告)
空 - 完結おめでとうございます!!いつも楽しく拝見させて頂いておりました^ ^次回作も楽しみにしております^ ^ (2022年7月9日 9時) (レス) @page32 id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tea time | 作成日時:2022年6月29日 9時