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その後、ひと月もしないうちに役所から手紙が届いた。
病院は1人で受診するつもりだったけど、慧が一緒に来てくれることになって、お店が定休日の火曜日に合わせて病院の予約をとった。
．
「すごいたくさん…」
病院の産科は、たくさんの人たちで賑わっていた。
ひと通りの検査を終えた後、診察室の前で呼ばれるのを待った。
大きなお腹を抱えた妊婦(妊夫)さんや、つわりが酷いのか、体調がとても悪そうな人たちもいた。
出生率が著しく低かった頃は、産科に来る患者さんはほとんどいなかったらしいけど、国の政策のおかげなのか、今はどこの病院もこんな感じなんだと思う。
大きなお腹の妊夫を見ると、妊娠したら俺のお腹もあんな風に大きくなるんだよな…なんて、漠然としたイメージが湧き上がった。
でもみんな幸せそうな顔をしていて、俺もあんな風になりたいな、なんて思った。
「大丈夫？」
「あ、うん…ちょっと緊張するだけ」
慧が心配そうに顔を覗き込んだ。
産科にかかるのは初めてだから、緊張してるのかも。
隣に座る慧の手をぎゅっと握ると、両手で優しく握り返してくれた。
『有岡さん、有岡大貴さん』
「あ、はい」
診察室へと呼ばれて、俺たちは2人で中へと入った。
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空 - Tea timeさん» 楽しみにしております^ ^ (2022年7月9日 13時) (
レス) id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
Tea time(プロフ) - 空さん» リアル設定については検討します。 (2022年7月9日 13時) (レス) id: 915019278d (このIDを非表示/違反報告)
空 - Tea timeさん» ちなみに次回作は何系のお話でしょうか？個人的にはリアル設定希望です^ ^ (2022年7月9日 12時) (レス) id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
Tea time(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます。次回も読んでいただけたら嬉しいです。 (2022年7月9日 10時) (レス) id: 915019278d (このIDを非表示/違反報告)
空 - 完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見させて頂いておりました^ ^次回作も楽しみにしております^ ^ (2022年7月9日 9時) (レス) @page32 id: 6e8b0794ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tea time
| 作成日時：2022年6月29日 9時
