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ar side
「あのさ、」
「はい！」
「お盆休みの件だけど…」
「はい！デートの件ですね」
「………………あれさ、2人で会うのやめない？」
「……えぇぇぇ⁈⁈そ、そんな、今さら……俺めちゃめちゃ楽しみにしてるんですよ？」
そう言って彼は今にも泣きそうな顔になった。
なんか、この顔見ると心が痛むな…
「いや、ほら…2人よりもさ、何人かで遊んだ方が楽しいだろ？」
なんて…2人で会うのがちょっと怖いだけ。
こうやって2人で会う回数が増えていくと、向こうも期待しちゃうもんな。
それだけは避けないと。
「………」
「………」
「…………………それで有岡さんと会えるなら…………我慢します」
ほっ……
「俺は同期の奴誘うからさ、そっちも誰か…」
「……分かりました」
これでなんとなく伝わるだろ。
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作者名：Tea time
| 作成日時：2022年1月10日 11時
