検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:19,666 hit

23 ページ23

ar side







「これだけは言っておきたいんだけど、」











「え?」










「これは光に言われたからじゃないし、演技のためでもないからね」












「ははっ、分かってますよ」



シャワーを浴びたあとバスローブを羽織って、2人でベッドの上に座った。







今は2人とも同じボディソープの匂いになった。










………










「あ、でも俺は…」












「うん?」










「ちょっと黒い感情が入ってるかもしれないです」











「ふふ、なに…それ」











「仕事なのは分かってるんですけど、やっぱり伊野尾さんの初めては俺がいいです」




なんて、ちょっと欲張りで重たいかな。











「……ヤキモチ?」












「まぁ…そんな感じです」











「じゃあさ、、」



彼は俺の頬に右手を添えた。










「大貴の初めても……ちょうだい?」




彼の真剣な眼差しから目を逸らすことなんてできなかった。







今その瞳に映ってるのは、俺だけだよね。











たとえ演技だったとしても、俺以外を見ないでほしい…











なんて、、そんなこと思ってても言えない。










「いいですよ…全部あげる」



それで、俺は慧さんのものだって証明してよ。












自分のバスローブの紐に手をかけると、解いて肩からバスローブをずらした。

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
設定タグ:いのあり , inar
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Tea time(プロフ) - yuukiさん» コメントありがとうございます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。応援もありがとうございます。 (2021年12月19日 22時) (レス) id: e89aed3424 (このIDを非表示/違反報告)
yuuki(プロフ) - 続きです!ほんとにほんとにこの作品が大好きで、いつもキュンキュン♡♡♡しながら読ませて頂いてます!Tea timeさんの他作品も大好きなので、これからも勝手ながら応援させて下さい! (2021年12月19日 21時) (レス) id: 1c3efd85df (このIDを非表示/違反報告)
yuuki(プロフ) - 初めてのコメント失礼致します!「甘くて苦い」2作目ありがとうございます!めっっっちゃくちゃ大ちゃんが可愛いです!私も伊野尾さん目線になってしまい、つい大ちゃんを押し倒したくなりました←怒られろ (2021年12月19日 21時) (レス) @page6 id: 1c3efd85df (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tea time | 作成日時:2021年12月19日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。