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ar side
「ってぇ〜…」
「腰痛い?ごめんね、俺のやり方が悪かったのかな…」
慣れない腰の痛みに、ついつい声が出てしまった。
「いやっ、痛くないよ、大丈夫」
腰にある手を離して、慌てて笑顔を作った。
いのちゃんに罪悪感とか感じてほしくないし。
なにより…
「無理しないで…だって本当は、」
「え?」
「ううん……ごめんね」
「本当に平気だからさ、、」
………
……あれ?
もしかして、いのちゃん気付いてたりする?
本当は俺、こっち側が慣れてないこと。
でも、女の子としか付き合ったことのないいのちゃんに、させるわけにもいかないし、それになにより、いのちゃんに抱かれてみたいって思っちゃったんだよね。
だから、いのちゃんは何も悪くない。
「ありがとう、大ちゃん」
「え、」
「大好きだよ」
「うん…」
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作者名:Tea time | 作成日時:2021年10月13日 11時