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ar side
「大ちゃんは誰かとしたことある?」
「え…?」
「昨夜みたいなこと…」
「っ、いやっ…ない、よ」
そもそも男と付き合ったことなんて一度もないし。
「ねぇ、大ちゃん…」
「な、なに?」
やっぱりなんだか気まずくて、真っ直ぐいのちゃんの顔を見られずにいると、いのちゃんの綺麗な両手が俺の右手を包み込んだ。
「大好きだよ…大ちゃん」
__ドキッ…
「う、うん…お、俺も、、」
いのちゃんの真剣な顔…
朝から心臓に悪いよ。
だけど、もういのちゃんから目を逸らすことなんてできなくて、吸い込まれるように唇が重なった。
怖いな…
どんどんいのちゃんのことを好きになってく自分が怖い。
「…ちゅ……はぁ…っ、」
「大ちゃん…」
「ん?」
「今度さ…」
「うん、」
「セッ クスしてもいい?」
「うん…………………って、えぇっ⁈⁈」
今なんて⁈⁈
俺の聞き間違い??
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作者名:Tea time | 作成日時:2021年9月14日 16時