太陽と青い月 2 (ページ4)

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ar side

『んー、たとえば…手を繋いだりとか、ギュッて抱きしめたりとか？』

「なるほど…」

『つまりはスキンシップのことね』

山田まで話に入ってきて、2人の話を凄く真剣な顔していのちゃんは聞いて頷いている。

もうダメだ…

知念と山田は絶対楽しんでる。

いのちゃんだって悪気もない。

だけどこの状況、恥ずかしすぎて…

「大ちゃん？」

「へ？な、なに？」

「大ちゃんはデートってしたい？」

デート？？

「えっと、、うん…」

突然のことでよく分からないけど、デートはしたいかな。

「山田くんがね、大ちゃんとデートしたら？って今朝教えてくれて…」

いのちゃんはふわふわと笑いながら、俺のことを見つめた。

「そっか……じゃあ、しよっかデート」

俺もつられていのちゃんに笑いかけた。

『ねぇ、、だから2人で食べたら？って言ったのに。
ねぇ？涼介、』

『目の前でイチャイチャしないでくださぁぁい』

いやっ、イチャイチャはしてないと思う…

たぶん…