太陽と青い月 2 (ページ1)

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in side

『いのちゃん、よかったね。おめでとう』

「ありがとう、、」

俺は大ちゃんと恋人同士になれたことを、早速山田くんに報告した。

「それでね、山田くんに聞きたいことがあって…」

『うん、なに？』

「両想いになって、恋人同士になったら、、何したらいいのかなぁ？」

『え？』

だって、誰かを好きになったことも、ましてや恋人ができたことなんてないから、どうしたらいいのか分からない。

「昨日はね、大ちゃんと両想いになったからキスをしたんだけど。恋人って他にはどんなことするのか分からなくて…」

『えぇぇ⁈ちょちょちょっ、、今キスしたって言った⁈』

「うん、」

『えぇ⁈ごめん、展開早くてついていけてなかった…』

「両想いになったらキスをするんだよね？」

だって、小説の中でもテレビドラマでも、みんなそうしてるでしょ？

『あー、、うん…そうだね。いのちゃんって意外と積極的なのか…？』

「へ？」

最後の方がよく聞き取れなかった…

『あ、ううん。そうだなぁ…やっぱり恋人って言ったらデートじゃない？』

「デート、、」

そっか、大ちゃんと2人でどこかにお出掛けってことだよね。

なんか、想像しただけですごくワクワクするかも。