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＊ ページ25
in side
大ちゃんとは昔からすごく気が合うし、他のメンバーとは違うって思ってた。
何でも話せるし、くだらないことで笑い合ったり。
俺にとって大ちゃんは特別な存在で、大ちゃんにとっても俺は特別な存在だって自惚れてた。
だから、大ちゃんのことは何でも知ってるって勝手に思ってた。
「おはよう、いのちゃん」
「おはよ、大ちゃん」
楽屋に時間ギリギリで入ってきた大ちゃんは、満面の笑みで俺に挨拶してくれた。
これってやっぱり同じメンバーっていう特権だよね？
それに大ちゃんの笑顔は俺を元気にしてくれるんだよ。
いつも当たり前のように俺の隣に座る大ちゃんに、時々勘違いしてしまいそうになる。
もしかしたら大ちゃんも俺と同じ気持ちなんじゃないかって。
だからつい勢いで言ってしまいたくなる。
"大ちゃんが好き"だって。
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作者名：Tea time
| 作成日時：2021年3月15日 18時
