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ar side
『いのちゃん遅いね…迎えに行く?ねぇ、大貴』
「……たぶん、来ないと思う」
『え?何かあったの?』
「…………」
いのちゃんのこと、傷つけたかも…
せっかくいのちゃんが前向きに変わったのに、俺のせいで…
『とりあえず俺はいのちゃんのところ行ってくるから、知念は大ちゃんのことよろしく』
そう言い残して、山田は弁当を抱えて教室を飛び出した。
それを見送ると、知念が口を開いた。
『で?何があったの?』
「………いのちゃんのこと、、傷つけた」
『え?』
「昨日いのちゃんに、好きって言われて、、」
『えぇぇ⁈なに、その急展開!それでなんでいのちゃんを傷つけることになるの?』
「………俺が、、逃げた…から」
『はあぁ⁈なんで??』
なんでだろう…
なんか、いのちゃんがかっこよすぎて、急に遠くに行っちゃった気がしたのかも、、
だけど、、俺もいのちゃんのことが好きだよって、ちゃんと言えばよかった。
もう今さら遅いけど…
『大貴、、このままでいいの?』
「だって…もう嫌われたかも、、」
『そうだとしても、自分の気持ち伝えないままで後悔しない?それに、あんなに必死になって友達になったのに…』
…………
せっかくいのちゃんと仲良くなれて、それに、いのちゃんも変わったのに、このままなんてやっぱり嫌かも。
「いのちゃんに謝る」
『そうしな…あと、告白の返事も』
「うん、」
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Tea time(プロフ) - 0415さん» はじめまして。感想ありがとうございます (2021年1月10日 18時) (レス) id: 6bab8075cd (このIDを非表示/違反報告)
0415(プロフ) - Tea timeさま、はじめまして。太陽と青い月とても面白いです!続きも楽しみにしています〜(*´▽`*) (2021年1月10日 17時) (レス) id: ea10255acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tea time | 作成日時:2021年1月7日 15時