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紅茶を持ってリビングに行くと、零はカーペットの上に正座して待っていた。そうなると、自分だけソファに腰掛けるのはなんだか忍びないから、私も正座をすることにした。
「で……話って何？」
「A、俺のこと好きか？」
「うん。好き」
「俺が帰ってくるまで待ってるか？」
「いくらでも待つ」
零は少し黙り込んで、顔を上げた。
その切なげな顔を見て、まさか、と思った。
「分かったよ。A、別れよう」
「言わないで……！」
慌てて耳を塞いだけれど、その言葉ははっきりと私に届いてしまった。
「わざわざ日本を離れてまでやらなきゃならないほどの大仕事なんだ。帰ってからのことまで気にかけていられない。俺には重いんだよ」
零ってこんなに冷たかったっけ、と的はずれなことを考えている自分が情けない。
ぽろぽろととめどなく溢れる涙を拭うことも、目を合わせることも出来なかった。
今まで私の涙を掬ってくれた手は、もう私のものではなくなった。
はっと目を開けると、夕焼けの朱が映る天井が目に入ってきた。
そっと頬に触ると、なにかで濡れている。
(夢……か)
運良く寝ることができても、悪夢ばかり見てしまう。それが何かを暗示しているとはとても思いたくないけれど、こんな夢を見れば弱気になるのも無理はない。
違和感のある首元に手を伸ばすと、着替えないで寝たせいで、ネックレスが絡みそうになっていた。
朱色を反射する青い宝石が神秘的な光を生み出して、夢だとわかっているのに涙が溢れた。
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キラッ☆ - 楽しみだー！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年3月21日 18時) (
レス) id: bf28a6a1d3 (このIDを非表示/違反報告)
りんごさいだー(プロフ) - 初めましてで、申し訳ないですけど、コナンの世界は東京ではなくて、東都ですよ。 (2018年3月17日 12時) (レス) id: 7a2087a38b (このIDを非表示/違反報告)
陽夕(プロフ) - キラッ☆さん» 初めまして。コメントありがとうございます(*´`)萌えを提供できたなら何よりです〜！ふたりの関係が進展するまで長くなる予定ですが、最後まで見届けていただけたら嬉しいです！ (2018年3月7日 18時) (レス) id: c327857695 (このIDを非表示/違反報告)
キラッ☆ - 初めまして！夢主ちゃんと降谷さんの関係が胸キュンでベットで騒いでおります。カッコいいわ〜好きだわ〜(*´∇｀*)いつの日か二人が幸せになれることを楽しみにしています！ (2018年3月7日 11時) (レス) id: bf28a6a1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ロジャー＠ラフレシア - 紅月さん» はじめましてでーす！面白かったですよ！ (2018年3月7日 7時) (レス) id: 45de3e34a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽夕 | 作成日時：2018年3月4日 17時
