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その後も、好奇心旺盛な梓さんはありもしない事件のことについて根掘り葉掘り訊いてくるものだから、私は口裏合わせをする羽目になった。
安室さんのでっち上げる話がなかなか巧妙で、疑われることはなかったけれど、あとで『抜け駆けですよ！』とか言われてしまいそうだ。
それにしても、よくもまあボロが出ないように話せるものだ。ひとつも綻びがない作り話を即興でやるのはなかなか大変なのではないだろうか。
「すごいですね……」
ぽろりと内心が漏れた。
「え？何がですか？」
梓さんがすかさず訪ねてくる。ああ、どうしよう。
「あっ、いえ、細かいことまでよく覚えてらっしゃるなあと……」
しどろもどろになっている気がする。安室さんごめんなさい。
「自分で解決した事件のことは、そう簡単に忘れたりしませんよ」
「そうですよね、すみません」
ちょっといたたまれなくなってしまったので、そろそろお暇することにした。
「あ、そろそろ時間なので、私はこの辺で」
私が立ち上がると、梓さんはにっこり笑った。
「今日もいろいろお話聞けて楽しかったです！」
「私も楽しかったです。相変わらずコーヒーもサンドイッチも美味しかったですし」
「またいつでも食べに来てくださいね」
「はい」
お会計を済ませてお店を出ようとすると、安室さんがドアを開けてくれた。
「20日の午前10時に、羽田発の飛行機で行くことになった」
私以外の誰にも聞こえないように、声を潜めて言われた。これまではふたりだけの秘密が嬉しかったのに、今は辛いだけだ。
「……うん。見送りに行くね」
零は頷いて、変わらない笑顔を見せた。
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キラッ☆ - 楽しみだー！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年3月21日 18時) (
レス) id: bf28a6a1d3 (このIDを非表示/違反報告)
りんごさいだー(プロフ) - 初めましてで、申し訳ないですけど、コナンの世界は東京ではなくて、東都ですよ。 (2018年3月17日 12時) (レス) id: 7a2087a38b (このIDを非表示/違反報告)
陽夕(プロフ) - キラッ☆さん» 初めまして。コメントありがとうございます(*´`)萌えを提供できたなら何よりです〜！ふたりの関係が進展するまで長くなる予定ですが、最後まで見届けていただけたら嬉しいです！ (2018年3月7日 18時) (レス) id: c327857695 (このIDを非表示/違反報告)
キラッ☆ - 初めまして！夢主ちゃんと降谷さんの関係が胸キュンでベットで騒いでおります。カッコいいわ〜好きだわ〜(*´∇｀*)いつの日か二人が幸せになれることを楽しみにしています！ (2018年3月7日 11時) (レス) id: bf28a6a1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ロジャー＠ラフレシア - 紅月さん» はじめましてでーす！面白かったですよ！ (2018年3月7日 7時) (レス) id: 45de3e34a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽夕 | 作成日時：2018年3月4日 17時
