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昼下がりのポアロは、空席が目立つ。
だからこそ、静かな環境を求めている人にはうってつけだ。私は本を読んだり勉強したりしないので、専ら梓さんや安室さんとお話しているけれど。
「ここ、ゆっくり働けるから性に合ってるんですよね」
と梓さん。意外だ。
「梓さんってバリバリ働いてるイメージだから、もっと忙しい方がいいのかと思ってました」
「もちろん忙しくても嬉しいですけど、バタバタするのは好きじゃなくて」
「ああ、分かります。その点ここはいいですよね」
お昼時を過ぎれば静かだし、と安室さんが嬉しそうに笑った。
「安室さん、最近は結構忙しいみたいですもんね。ここで働いててよかったですね」
梓さんはそう言って納得したように頷いたけれど、私は曖昧に相槌を打つしかできなかった。
この人はほぼ毎日徹夜で仕事をしている。忙しいと言って相違はないが、それはずっと前からで、生活の一部のはずだ。零がいつから安室透としてここで働き始めたかは分からないけれど、初めから安らげる場所を探していたのではなかろうか。
「お疲れ様です、安室さん」
「いえいえ。まさかお客様から労われるとは」
『安室さん』と『お客様』として関わるのは、壁一枚隔てているようでなんだか歯痒い。零との関係は変わらずあるのに、少し不安になってきていることは瞭然だった。
「あれ、そう言えば……安室さんとAさん、会うの2回目ですよね？」
梓さんが怪訝そうに言うから、動揺が顔に出てしまったかもしれない。
「Aさんはあまり話すのが得意じゃなかったと思ったんですけど……お知り合いですか？」
知り合いです、とも他人です、とも言えない。私と安室さんは変な関係だ。どう弁解したらいいものか。ちらりと安室さんを見ると、彼は何食わぬ顔で説明した。
「ああ、実は、この間僕が解決した事件に関わっていらっしゃったから、その時にいろいろお話したんです」
「あ、そうだったんですか！そんなこともあるんですね」
「はい。彼女は僕の話に興味を持って聞いてくれたので嬉しかったですよ。Aさん、その折はありがとうございました」
「あ、いえ……こちらこそ」
本当のことを言えないのは分かっているのに、彼自身から関係を否定されたような気がして悲しくなった。
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キラッ☆ - 楽しみだー！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年3月21日 18時) (
レス) id: bf28a6a1d3 (このIDを非表示/違反報告)
りんごさいだー(プロフ) - 初めましてで、申し訳ないですけど、コナンの世界は東京ではなくて、東都ですよ。 (2018年3月17日 12時) (レス) id: 7a2087a38b (このIDを非表示/違反報告)
陽夕(プロフ) - キラッ☆さん» 初めまして。コメントありがとうございます(*´`)萌えを提供できたなら何よりです〜！ふたりの関係が進展するまで長くなる予定ですが、最後まで見届けていただけたら嬉しいです！ (2018年3月7日 18時) (レス) id: c327857695 (このIDを非表示/違反報告)
キラッ☆ - 初めまして！夢主ちゃんと降谷さんの関係が胸キュンでベットで騒いでおります。カッコいいわ〜好きだわ〜(*´∇｀*)いつの日か二人が幸せになれることを楽しみにしています！ (2018年3月7日 11時) (レス) id: bf28a6a1d3 (このIDを非表示/違反報告)
ロジャー＠ラフレシア - 紅月さん» はじめましてでーす！面白かったですよ！ (2018年3月7日 7時) (レス) id: 45de3e34a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽夕 | 作成日時：2018年3月4日 17時
