実況者アブさんは私のお兄ちゃん！ (ページ2)

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Aside

＿＿＿｢起きろー！｣

A｢んん……｣

目覚まし時計の音とお兄ちゃんの声が重なる。

目覚まし時計を止め、まだ重い体を起こしてカーテンを開ける。

私の一日が始まった。

階段を駆け降り、洗面所へと向かい、顔を洗う。

水浸しの顔をふわふわなタオルで拭き、居間へ向かう。

A｢ん…いい匂い…あ、お兄ちゃんおはよう｣

アブ｢A、おはよ！早く座って飯食べちゃって｣

私は頷き、お兄ちゃんがつくった美味しそうなご飯をゆっくり口へ運ぶ。

A｢…美味しい！これ美味しいねお兄ちゃん！｣

アブ｢そりゃそうだろ！俺がつくったんだから美味いに決まってる！ｗ｣

私はふふっと笑い、しっかりと味わいながらご飯を食べる。

A｢…そうだ！今日は何のゲームを実況するの？｣

お兄ちゃんはゲーム実況者。なので聞いてみる。

アブ｢…ん～…内緒ッ✩」

お兄ちゃんはオカマ口調で舌を出しながらそう言う。

A｢えーっ！気になるなぁ(＞＜)｣

お兄ちゃんはあははっと笑って作業に戻った。

A｢…あっ！？もうこんな時間！早く学校に行かなきゃ！｣

私は慌てて準備し、靴を履く。

A｢行ってくるね、お兄ちゃん！｣

アブ｢いってら！頑張れよー｣

私は家を出る。