【刀剣乱舞】主は私を嫌っている その弍

91:花丸な日々の物語です ページ41

昔、大活躍した、源氏の重宝、桜斬A。




彼女は主に大切にされることを望み、そして主の命令には必ず従う、主に忠実な刀である。



そんな彼女の望みが叶ったのは、幸せな日々を送れたのはほんのわずかな時間であった。





その後は焼かれ、新たな本丸へと行ったと思ったら待っていたのは、辛く、苦しい日々だった。





そして彼女は一度折れ、また顕現し、次は彼女は、自分の手で主を殺した。


もちろん、好きで殺した訳ではない。

彼女は、主を殺すとき、『次は優しい人になれますように』と、願いを込めて、汚れてしまった人間を殺したらしい。


そして、辛かった日々はとうとう幕を閉じ、幸せな日々が幕をあげた。


主は彼女を嫌っている？




いいや違う。






主は彼女のことを家族としてとても大切に思っている。




なにせ、彼女は主の祖先である、海風疾風の愛刀なのだから。









ほら、今日も彼女の笑顔はあんなに輝いてる。









鶴丸、ちゃんとAを守ってあげるんだよ＿＿＿＿





ーーーーーーーーーーーーーーーーー




この小説はとある本丸のとある刀剣男士達、とある刀剣女士による花丸な日々の物語です。＿＿＿＿＿＿＿

終わり→←90:翌年、夏

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す