44:鶴丸 ページ44
もちろん主が大きな声を出して叫んだから刀剣男士達が心配して主の部屋へとかけ込んだ。
そして私には目もくれず主を心配する声をあげる。
清光「主っ！？なんで………。」
安定「その傷……刀だよね。」
髭切「……大丈夫かい主。」
膝丸「主……。」
………心の中で言っておくけど、主を斬ったのは私じゃないからね。
私がそう口に出したところで刀剣男士の皆さんは信じてくれないだろう。
だって明らかに私が主を斬ったみたいな空気が漂ってるし、それにもう一部の刀剣男士は私を睨み始めている。
その中には呆れた顔で私を見つめる兄さん達。
兄さんでさえも私を信じないのか。
まぁ、そうだよね。当たり前のこと。主優先にきまってる。
鶴丸でさえも主のことを信じて……………いいや違う。
鶴丸「A！！」
この人だけは違った。
貴方「つ…鶴丸。」
この人だけは私を心配してくれた。主ではなくこの私を。
鶴丸「よく帰って来てくれたな！！俺、おとなしく待ってたぜ！！………なんて冗談を言っている場合じゃないよな。………………なぁ主。芝居もここまでだ。」
鶴丸は低い声でそう言うと私を庇うように私の前に立つ。
そして主はこちらを向き、
主「鶴丸ぅ……その子がぁ私の腕を斬ったのよ…その大太刀で。」
泣きながらそう言うなり主は鶴丸に抱きつく。
でも鶴丸は
鶴丸「君なぁ……俺がそんな演技で騙されると思っているのか？……お前達も主の芝居にまんまと騙されて、俺よりもバカなんじゃないか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
◎花丸◎ - 歴史修正主義者さん» この作品を読んでくれてありがとうございます！更新遅れてスミマセン！ (2018年10月18日 18時) (
レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
歴史修正主義者 - とても面白いです！更新頑張って下さい(^O^) (2018年10月18日 12時) (レス) id: 43f343ee39 (このIDを非表示/違反報告)
◎花丸◎ - 真黒さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2018年10月6日 10時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
真黒 - 更新頑張ってください (2018年10月6日 10時) (レス) id: 36145c8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
◎花丸◎ - 椿さん» カタナキャーですねww楽しみにしてくださりありがとうございます！！受験生なので更新トロトロですが見てくださると嬉しいです！(☆∀☆)ゝ (2018年9月27日 18時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：◎花丸◎ | 作成日時：2018年7月24日 14時
