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24:出陣…ですか(貴方side) ページ24

主が私の事を呼んでいる。鶴丸にそう言われた時、私の体が急に軽くなったような気がして、その場でジッとしていられなくて私は今すぐにでも主の部屋に行きたい。そう思った。

だから鶴丸に『行ってくるね』

その一言を言って、兄さん達とお揃いのジャージを上に羽織って、自分のいる部屋をあとにした。


主の部屋は確かこの廊下をまっすぐ行って、ここを右に曲がる。


そしてまっすぐ行くと階段があるはず………………………あった。


私は目の前にある階段を一歩一歩確実にのぼって行った。

この階段をのぼった先には主の部屋がある。






階段をのぼり終えると豪華な扉が1つ。


主の部屋だ。




心臓の音が煩い。なんでこんなにもドキドキしているのだろうか。


私は静かに深呼吸をした。


貴方「あ、主。起きていらっしゃいますか?」


まだ私が起きたとき、5:30だったからもしかしたら主はまだ寝ているかもしれない。そう思った私は少し小声でそうたずねた。



するとしばらくしたら



主「だれ?」



低い声で話されたから少しビックリしたが主であることは間違いないので私は主の問いに答えた。


貴方「桜斬Aです。少し早いですが、鶴丸から聞きました主が私の事を呼んでいると。なので今来ました。」


主「そう。じゃあ部屋に入りなさい。」


声は低いまま、部屋に入って来ていいそう言われたので


貴方「はい。失礼します。」


そう言って主の部屋の中に入ると


貴方「っ?」


鋭い何かが落ちている。

なんだこれ。


貴方「あ、あの……ご用件は何でしょうか。」

地面に落ちていたものは質問しなかった。なんか嫌な予感がしたから。



主「あぁそうだった。貴方に初の任務を与える。」


任務!?

てことは出陣?


主「貴方には池田屋に出陣してもらう。」


貴方「出陣……ですか?」



だれが隊長かな。誰と一緒に出陣するのかな。

そんなことが私の頭の中に浮かんだ。


でも主から出てきた言葉は


主「貴方一人で出陣してもらう。」



貴方「………………え?」


一人で?


初の出陣なのに?

しかも室内…だよね?思いっきり戦うことができないじゃん。


貴方「で、でm(主)行ってくれるわよね?」



貴方「…っ。はい。必ず任務を成功させてみせます。」









主の命令は断れない。

25:主の考え(貴方side)→←23:朝



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◎花丸◎ - 歴史修正主義者さん» この作品を読んでくれてありがとうございます!更新遅れてスミマセン! (2018年10月18日 18時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
歴史修正主義者 - とても面白いです!更新頑張って下さい(^O^) (2018年10月18日 12時) (レス) id: 43f343ee39 (このIDを非表示/違反報告)
◎花丸◎ - 真黒さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年10月6日 10時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
真黒 - 更新頑張ってください (2018年10月6日 10時) (レス) id: 36145c8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
◎花丸◎ - 椿さん» カタナキャーですねww楽しみにしてくださりありがとうございます!!受験生なので更新トロトロですが見てくださると嬉しいです!(☆∀☆)ゝ (2018年9月27日 18時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:◎花丸◎ | 作成日時:2018年7月24日 14時

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