テ、アゲロ…【ARS･S】 ‡Part8‡ (ページ3)

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～Aｻｲﾄﾞ～

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翔「っ、わっ……!!?」

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抱きついたとたん、翔から驚きの声が出る。

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でも私はかまわず、翔にぎゅうっと抱きつく。

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翔「ちょっ……A……どういう……「好きっ」byA

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翔「……え？」

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私は泣きそうになるのをこらえ、もう1度はっきりと言った。

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A「私もっ……好きっ……

翔が……大好きっ……」

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そう言うと、翔は驚いたのかビクッと体を震わせた。

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翔「……ちょ……待てよ……。

俺……お前の大嫌いな遊び人なんだぞ？

なのに……何言って……」

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不安な瞳で、そう聞いてきた。

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A「……確かに、遊び人は今でも大嫌いだよ。

……でも……

翔は…………大好き」

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言葉で伝わらないなら

動きで伝えよう、と思い

私は抱きしめるチカラを強めた。

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翔は目を見開いたまま、呆然と立ち尽くす。

その姿が可笑しくてついクスッと笑ってしまう。

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翔「……ホ、ホント……か……？」

A「ホントだよ……」

翔「……本気で？」

A「本気で」

翔「俺のこと好き？」

A「好き。大好……」

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『大好き』と言い終わる前に

翔は両手で私の顔を上に向かせ、唇を重ねた。

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A「んっ……!!?」

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……ってちょっと待って待って待ってっ!!!///

後ろに潤くんいますけどっ!!?

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ものすごく恥ずかしくて、翔の胸を押し離れようとするけど

いつの間にか背中に回った手に、グッと抑えられる。

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A「ふっ……ぁっ……///」

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出したくないのに出ちゃう声……。

もう……恥ずかしすぎる……。

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でも……

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久し振りに感じる翔の熱い舌に……

私は、すぐに夢中になっていた……。