テ、アゲロ…【ARS･S】 ‡Part8‡ (ページ18)

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詩織「翔ちゃん」

翔「……、え？」

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イキナリ、詩織が話しかけてきた。

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詩織「Aさんとは……付き合える事になった？」

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てっきり、まだどこかで俺のこと想ってて、

寂しい表情で言ってるのかと思ったけど……

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詩織の表情は……スッキリしていた。

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翔「……うん。付き合える事になった」

詩織「そっか……良かった……」

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柔らかく笑った詩織。

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その笑顔は、

もう俺に未練はない

というのを物語っていた。

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多分……俺の想像だけど

詩織……だいぶ前から相葉のこと気になってたんじゃねぇか？

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でも俺以外の男を好きになったっていう現実を認めたくなくて……

相葉への想いに気付かなかったんじゃねぇかな？

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だけど、俺と別れて……すげぇ悲しかったけど、

相葉のことが頭に浮かんで……

それで、今はもうスッキリして、相葉一筋なんじゃねぇかな……。

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まぁ……俺の想像だけど。

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雅紀「櫻井さん……今までごめんなさい。

お詫びとして、詩織さんのことは必ず俺が幸せにしますから！」

翔「じゃぁ謝ってる暇があるならさっさとデートにでも行って来い。

あ、それともこの時間なら相葉の家か？」

雅紀･詩織「……っ！///」

A「こらっ！翔っ!!!」

翔「いいじゃん別に。俺らもこれからそうだし？(笑)」

A「なっ……！や、やんないって言ったじゃんっ!!!」

翔「んなの嘘に決まってんだろ。

男に我慢しろなんて言うのは無理な話だ」

A「ちょっ……無茶苦茶じゃっ……!!!///」

雅紀･詩織「(なごむなぁ～……)」

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ハタから見ればバカップルだって？

自覚してるわ(笑)