担任の先生はお兄ちゃん (ページ3)

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もう周りからの視線なんて気にしない。

３人で学校に向かって足を進めた。

あ、ちなみにさっき後から来たのは、潤の幼馴染みの二宮和也。ドＳで毒舌だけど意外と優しい。ゲーマーで私より足は確実に遅い。この人との仲良しあるあるは、背は変わんないし顔も中性的で似てるから兄弟に間違えられること。ちなみに翔にいとは一回も兄弟として見られたことがない(笑)

校門に入った所で、またも突然声を掛けられた。

？
「あっ!! Aちゃーん!!」

A
「はい!?」

潤
「出た出た」

和也
「超天然なやつ」

雅紀
「超天然なやつとはなんだ!!」

A
「おはようございます、相葉先輩」

雅紀
「んフフ、おはよう♪」

潤
「こわ…」

和也
「幼いね、この先輩」

雅紀
「なんだと～！」

A
「うん、幼いね」

雅紀
「えーっ!! Aちゃんまで～!?」

この面白い先輩は相葉雅紀。サッカー部の先輩。
……だけど持ち前のド天然と幼さで二人には凄くバカにされてる。仲良しあるあるは先輩があまりに甘えん坊で、周りにドン引きされて噂になること(爆)

ちょっと喋ってから先輩と別れた。

私達の通う高校では、昇降口の窓の所に新しいクラス表が貼り出され、担任は始業式に発表される。
私達３人はまた同じクラスだった。

潤
「なんかずっと一緒だな」

和也
「いーじゃん、結構楽しいし」

A
「しかも今年なんか割といい感じのメンバーじゃん」

潤
「確かに」

和也
「担任誰だろう？」

A
「優しい先生がいいな～」

そんなことをブツブツ話しながら、私達は荷物を置きに教室へ向かった。