担任の先生はお兄ちゃん (ページ1)

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1/突然の大ニュースページ1

今日から私は高校二年生!!
再び高校生活が始まる。
桜が満開だ。

でも、私の朝はお兄ちゃんを起こすことから始まる。
………………はずだった。

A
「あれ…？」

隣にいない。いつもなら可愛い顔して寝てるのに。

A
「もう、どこ行ったの……？」

普通に心配。そんなとこもお兄ちゃん似。あの方は私以上に心配性。いつも余計な心配ばかりしてる。

ってそんなことより、あの人どこ行ったの？

服を着替えてリビングへ…
そしたら…!?

A
「ええっ!!」

翔
「あ、おはよう、A」

A
「お、おはよう…」

あの寝起きの悪い翔にいが起きてたんだもん。

翔
「ビックリした？」

A
「しない方がおかしい」

翔
「酷い、俺だってもう社会人なんだからな！」

A
「はいはい、よく出来ました～」

翔
「ひでぇ」

それにしても、そんなにすぐ早起きできるようになるのか…？それってビリギャル並みに凄いぞっっ!?

て言うかそっか～翔にいもう、大学卒業したんだよな～

A
「お仕事どこに行くの？」

翔
「まだ秘密♪」

A
「えーっなんでー!?」

翔
「行けば分かる♪」

A
「はあ？」

翔
「んじゃあ俺もう行くわ」

A
「えっ、ちょっと待ってよ～！」

翔
「行って来まーす♪」

ガチャ!!

A
「行っちゃった……」

一体なんの仕事にしたの??
ていうか、なんで教えてくんない訳!?

A
「もう………」

私は珍しく、一人の朝を過ごした。