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それから、告白した子は僕のことを避けるようになって、僕の告白を見とった誰かが「神ちゃんは男が好きや」って学年中に広めて。
卒業までの2年間、誰とも話すことなく中学校に入った。
人と付き合うのがなんとなく怖くなって、また変やって言われる事を恐れて、友達も作れなくなって。
もともと少しだけ出来た勉強が、僕の友達になった。
そのおかげか、そのせいと言うべきか、僕は県内でも有数の進学校に入学した。
「じゃあ、明日からさっそく授業が始まるから、しっかり準備してくるように」
なっがい入学式が終わって、みんながゾロゾロと教室を出ていく。
もういくつかのグループが出来とるみたいで、カラオケ行こーなんて盛り上がっとった。
もちろん、僕は誰とも話すことなく家路につく。
家路言うても寮やけど。
僕の合格が決まったちょっと後に、おとんの転勤が決まってん。
せっかく合格したのに、って思うとどうにも諦めきれへんくて、僕だけこっちに残ることになった。
都合よく寮に空きがあって、僕は寮生に。
そういえば、まだ荷物片付け終わってないやん。
早く帰って片付けて、明日の予習でもしよ。
勉強の成果とも言える、分厚いレンズの眼鏡を持ち上げてから、早足で寮に帰った。
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まああ(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新待ってます（≧∇≦） (2018年8月25日 7時) (
レス) id: ab61aaa2e2 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - とても面白いです！続きが気になります♪更新頑張ってください(σ≧▽≦)σ (2017年6月26日 6時) (レス) id: 89d22ed41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりんこ。 | 作成日時：2017年6月26日 0時
