case.9 ページ45
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牧 side
"パンパンパンパン"
『 うっ…やぁ、おく…っ、んん゙… いくいく、っ 』
的確に奥に当たってしまって何回も絶頂に誘われる
つま先に力が入って喉が上がっても、容赦なく突くと足をバタバタして逃げようとする
バランスを崩しそうで降ろして壁に手を着かせる
腰を持って、再び律動を続ける
『 もう、イケない…っ、もう、むり…っ 』
「 大丈夫だ 」
後ろから抱きつき、蜜芽を指でクリクリする
『 やぁ…っ、〜〜ッ… だめだめ、いく…っ 』
足の力が抜けたA
抱き上げてベッドに寝かすと目が虚ろだ
そろそろ限界か…
中に埋め込むと足で抱きしめられる
「 まだ、欲しいか? 」
『 なかに… いっぱい…っ、ちょうだい 』
「 あぁ、ちゃんとやるよ 」
Aが気絶する前に出したい
いつもそう思っててもコントロールが効かない
Aの甘く魅惑的なフェロモンに包み込まれると、どうも正気では居られなくなるらしい
"ギシギシ"
『 ん、もう…っ、だめ…っ 』
「 っ、はぁ… やっちまった 」
力無く落ちる手に気絶してると思い知らされる
どうも加減出来なくなっちまうな
Aを寝かせて、飯でも食うか
せっかく作ってくれたのに手も付けてないからな
……美味っ
···
『 おはよう 』
「 おう、飯美味かったぞ 」
『 食べてくれたんだ… 牧さんのこと思って作ったから嬉しい…♡ 』
「 ありがとな 」
こんな思わせ振りなこと言うくせに…
彼氏居らねぇって、そりゃあ男は泣くよな
俺だってこんなに嵌るなんて思っていなかったが、どうすればずっと一緒に居れるか考えちまう
困ったもんだな
『 牧さん 』
「 ん? 具合悪いか? 」
『 これ、合鍵…… 貰ってくれる? 』
「 いいのか? 」
『 ご飯食べに来るだけでもいいから、たまに会いに来てくれたら、嬉しいなって 』
「 連絡くれればいつでも来るさ 」
本当に狡い女だな
好きみたいな態度取るくせに特定の人は嫌
ま、Aなら振り回されてもいいか
『 彼女と別れたら毎日でも来てね♡ 』
……は?
どういう事だ?
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作者名:さとみ | 作成日時:2022年12月24日 23時