サキュバス (ページ34)

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case.7 ページ34

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神 side

まだ落ち込んでるAを抱きしめた

今の自分では元気にしてあげられない事が、とっても不甲斐なくて噛み締める

……俺に出来る事はなんだろう

「お腹空いたんだよね？」

『うん… ごめんね… 』

「ううん、謝らないで？俺もAが欲しいんだ」

『私も宗ちゃんが欲しい』

うるっとした目に吸い込まれるようにキスする

身体中に愛撫をして乱れる息の中で紛れる喘ぎ声に、自分自身も気持ちが高まってAを求める

美味しいご飯を食べると元気が出る

淫魔(サキュバス)は違うかもしれないけど、そう信じてAの核心に顔を埋めていく

甘い匂いに欲情する

『宗ちゃん…っ』

熱が篭った声に更に刺激していく

ビクビク震える足を押さえて絶頂に導く

『んっ… いく…っ、〜ｯ』

「凄い溢れてるよ」

指を入れたまま言うと口元を手の甲で覆った

『気持ちいいん、だもん…っ』

「そっか、良かった」

『宗ちゃん…っ、ちょうだい』

「入れるよ？」

『はやくぅ…っ、んぁ』

身体に力が入る姿に堪らなくなってキスをする

舌を求めてくるAに応えるように絡めて、まだ赤みが残る頬に触れると目が合って離れる

『もう、大丈夫だよ？』

「うん… 良かったよ」

『 ……心配しないで？ご飯食べたらすぐにでも治っちゃうから』

「そうなの？」

『内緒だよ？』

唇に指を当てられる

……気持ち良くして？

甘えてるみたいに強請られて出し入れを始める

『あっ… ん、宗ちゃん…っ、すき』

「うん、俺も…っ」

分かってる

これがこの行為の間だけの感情だって事を

……それでも、今だけは俺を見てくれてるのは事実で、真っ直ぐな目に応えるように律動する

『んっ、あっ… そこ、いいっ… やっ』

良い所を突けば腕を掴んで足を絡める

快感と食欲を求めるAの願いを叶えるべく
……そして、自分の性欲も満たす為

お互いの愛液を混ぜて激しく突き続ける

"グチュヌチュ"

『ん、〜〜ｯ… だめ、いく… んぁ、〜ｯ！』

"パンパンパン"

「はっ、俺も…っ！」

中に全てをぶちまける

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