サキュバス (ページ1)

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case.1 「水戸洋平」ページ1

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『お腹空いた〜〜…っ』

桜「食うか？」

水「そういう事じゃねぇんだよな？」

桜「パン嫌いか？」

『花道、ありがとう
それより欲しいものがあるんだよね… くれる？』

水「なっ、やめろ…っ！」

花道の太ももに触れながら顔を近づけると、洋平が慌てて止めに入った

桜木軍団とは中学で仲良くなった

淫魔(サキュバス)…

淫魔の私は男性を誘惑するのに長けた見た目してる

そのおかげで私の食料【精子】を頂ける

でも、逆に知らない男共に襲われることも稀じゃない

それを守ってくれると言い出したのが洋平

桜「な、お、に、何が… ほしいんだ」

水「やめろ、花道」

『愛♡ 』

桜「あ、あ…っ、い、あい！？…っ」

真っ赤になる花道は弄りがいがある

洋平には怒られるけど止められない

高「 Aの好きなミルクだぞ〜」

水「おいおい、やめろって」

『みゃあ〜、ミルクちょうだ〜い』

高「ほ〜ら、よしよし」

大「違ぇよ、カルピスの方が好きだよな？」

『うん好き』

野「練乳だよな？」

『ちょうだい、ちょうだい』

その他トリオはこうやって弄りなのか餌付けなのか、分からないことをよくやってくる

楽しいから乗っかるけど理解は出来てない

花道は、私が精子大好きなことは知らない

洋平が教えたくないんだって

強い男の精子はきっと美味しいだろうなぁ…

野「涎垂れてるぞ？」

『いけないいけない』

人間のご飯でも多少の飢えは凌げる

それでも、精子には劣る

女の子同士のカフェとかで合わせて美味しいねって反応するけど、実はどれも大体同じ

大「そんなに腹減ってんのか？」

『もう死んじゃいそうなくらい』

大「なっ、そんな目で見るなよ…っ」

高「 Aの目は見ると駄目なんだよ」

『うぅ…っ、寂しくて、本当に死んじゃうからね
そしたら、お前らも絶対に連れていく！』

野「冗談に聞こえねぇよ」

水「はいはい、そろそろ授業始まるぞ」

洋平の一声で散り散りになった

『本当だもん…っ、皆連れてく… ぐすっ』

「終わったら飯やるから、な？」

頭を撫でてくれる洋平が神様に見えた

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