四十八手 ② (ページ47)

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裏6. ページ47

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激しくない突き上げなのに、奥のイイ所をトントンと優しく執拗に当てられてAの体が前のめりになる

余裕そうな牧とは正反対

『まって…っ、ん…っ、いっちゃう…ぅ』

「もう、か？」

『んん、だめ…っ、いくいく… 〜〜ｯ』

前に倒れ込んだA

そのまま前に押すように突くと手で止められる

『あっ、まだ…っ、いってるから… 』

「少し待ってやるよ」

呼吸が少し落ち着いた所で両腕を引っ張った

美しい曲線を描くAの身体

恍惚と見つめては腕を綱のように引っ張って、先程よりスピードを上げて突いていく

『うっ、んんっ… だめ、きもち…っ、あ』

「ヤバいな」

『ぅ、あっ… だめだめ…っ、ん、いぐ、〜〜ｯ』

「すごい痙攣だな」

震えながら善がる姿に、悦んで突き上げる牧

耐えられない快感に、泣き声混じりの喘ぎ声に興奮を覚える

Aは、首を振りながらただただ耐える

正座のような形と腕を引っ張られてることで、逃げ道がないと考えるだけで涙が浮かぶ

『あっ… おねがい… まって…っ、むりぃ…っ』

動かせる首だけで反応するも牧は朗らかだ

「まだ、がんばれ…っ」

徐々に息が上がる牧

そんな牧を知らないAは先のことを考えて、嫌だと泣いて前に逃げようと必死になってる

肌のぶつかる音が大きくなっていく

反対に、Aの声は小さくなっていく

「そんな、逃げるな…っ」

『んっ…、っ、も、むり…っ』

「っ、倒れるぞ… 」

『 …っ、ううん、むり…っ、だめ』

この体位は男性側も刺激が強い

息が上がる牧にそれが理解出来る

「はっ、いくぞ…、いいか、っ」

『ん…っ、〜〜ｯ… はやく、っ』

"パンパンパンパン"

「っ… 」

パタッと前に倒れ込んだA

大人しいAの顔を覗き込んだ牧

「お、起きてる」

『 ……ギリギリ、ね』

瀕死状態に笑みが溢れる

「気絶してないのは初めてじゃないか？」

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