四十八手 ② (ページ5)

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▽ 鶯の谷渡りはどうでしたか？

「帰りたいんやけど」

『そんなこと言わないでよ』

「早くヤリたいんや」

『我慢して』

「あそこで止められたらこうなるやろ」

『女性を愛撫する体位なんだから当然でしょ』

「 Aだけ気持ち良うなるなんて卑怯やろ」

『卑怯？！』

「俺だって出したい」

『 ………後でね』

「おっし！何でも答えるで！」

『鶯の谷渡りの感想をどうぞ』

「挿入前の高め合いや」

『意識してる点はありますか？』

「ムード作りと探りやな」

『探りとは？』

「 Aの好きなことを探る…… みんなが一緒だとは限らんし、人それぞれ性感帯が違うとるから、それを探るのが一ちゃん大事や」

『さすがですね、南選手』

「まぁな」

『ヤリチンは言う事が違いますね』

「あﾞ？」

『すいません、口が滑っちゃって』

「てめーと一緒にすんなや」

『私がヤリチン？！は！？』

「ヤリマンや！」

『 ……っ、はぁ… 気持ちを切り替えて、次の質問にいきます』

「先にやったのAやからな」

『はい、すみませんでした』

「宜しい」

『 (悔しい…っ！でも、私は大人だから) 次はどういった体位がお望みでしょうか？』

「挿入あるならドンと来いや」

『 ……だそうです。それでは、私はお先に失礼致します。』

「は？どこ行くねん…… え？」

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