四十八手 ② (ページ28)

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33. 窓の月ページ28

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【藤真健司】

『え、夜空が見える…♡ 』

「名前に因んだのか」

窓(まど)の月(つき)

男性が横になった女性へ後ろから寄り添うように挿入

『夜空を見ること減ってたからな』

「こんなに星が見えるのか」

『綺麗だね』

「そうだな」

頬杖をつきながら窓の外を眺めるA

足をパタパタさせながら嬉しそうな姿を、横で肩肘をついて微笑ましく見守っている藤真

まるで親子のようにまで見えてしまう

『冬の空もいいし、夏の空もいいし、こうやって落ち着いて見れるのもたまにはいいよね』

「あぁ、そうだな」

『そういえば、今回はグッズないね』

「紐もテープもないな」

『その代わりにこの窓なのかな？』

「毎回、楽しませてくれるな」

横になりながらAの頬に触れる

優しくキスをすると夜の月に照らされる二人

藤真に後ろから抱きしめられて、目の色が変わった
……項に顔を埋めて優しく唇を滑らせる

小さく反応しながらも藤真の腕を抱きしめる

『んっ… ふじまさん…っ』

胸を円を描くように揉まれながら耳元で囁く藤真

ぎゅっと目を閉じて快感を受け入れながら、甘い吐息を吐くAを柔らかく抱きしめる

徐々に固くなる突起に指を這わせてると跳ねた

もう片方の手でお腹をなぞればAに遮られる

微笑む藤真はそれを無視して秘所に触れる

『はぁ、きもちい…っ、んっ』

さっきまでの愛撫で容易く登り詰める

必死で秘所への刺激を止めようとするA

Aの上側の脚を少し持ち上げて、藤真が後ろから挿入すれば窓の月の完成

まだ続く刺激に圧迫感が加わる

『んぁ…っ、はいっ、てる…っ』

「あぁ、気持ち良いな」

『手、一回…っ、やめて…っ、んっ』

「分かったよ」

ゆっくり出し入れされると新たな刺激がやってくる

後ろを振り向いて藤真の顔に手を触れると、お互いの唇が合わさって、色欲に染まる二人

『はぁ…っ、あっ、すき…っ、んむ』

「ゆっくりが好きか？」

『うん…っ、すき、きもちい…っ、から』

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