プロローグ (夢主side) ページ1
星が綺麗な夜、私は散歩に出た。
夜中の公園は静かで、居心地が良い。
ここで缶コーヒーを飲みながら物思いにふけるのが、散歩ルーティンになっている。
そこに、人影が見えた。
と、思ったら聞き覚えのある声が私の耳に入る。
-
七海「Aさん...?」
『七海さんじゃないですか、こんな時間にお散歩ですか?』
七海「まぁ、そんなところです。Aさんこそ、どうしてここに?」
『私は散歩の度にここに来るんです。静かで落ち着けますし、空が綺麗に見えるんですよ。』
私がそう言うと、七海さんは空を見上げた。
七海「本当ですね。」
『今日は綺麗な三日月ですし、夏の大三角も見えます。』
七海「月が綺麗ですね。」
.
.
.
『そうですね。満月も良いですけど、三日月も好きです。』
七海「...。Aさんは、昔からよく空を見ていますね。」
そう言った七海さんは、普段と様子が違っていた。
色々と思うところあって、こんな時間に出歩いているのだろうか。
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森 - たったの三ページで分かった……神作品やった…… (2022年8月16日 3時) (レス) @page3 id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木綿豆腐 | 作成日時:2022年8月10日 11時