塩16 ページ16
「ユンギ、観覧車乗らない？」
美しいイルミネーションで彩られた道を並んで歩きながら提案する。
定番でもいいよね…
YG「おー、いいよ。
あっちだっけ」
「うん、あっち」
イルミネーションの道を抜け、今度はお花畑の道を歩く。
「わー、可愛いね！」
お花ってテンション上がるよね。
私は薔薇が好き。
匂いも、形も。
棘があって高貴な感じがする。
YG「A、花好きなの？」
「うん、もちろん！」
YG「ふーん。」
｢聞いといて興味なさそうな返事しないでよー、」
YG「はーいはいはい、お前も女だなー。」
こんなやり取りも懐かしい。
昔は、からかいあってたな。
ふ、と懐かしくなり、私のいたずらごころに火がついた。
「ユンギはこれくらい歩いただけで疲れるとか、さすがおいじちゃん。」
YG「…言ったな？」
ぎゃあぎゃあとくだらない言い合いをしながら歩くのも悪くない。
子供の頃に戻ったみたい。
「あっ、観覧車だ！」
私の語彙力が乏しく、ユンギとの言い合いに負けが決定した頃、やっと観覧車が近づいてきた。
YG「…でけぇな」
と、ちょっと嫌そうな顔をして見上げている。
ふふ、ユンギ、高いところ苦手だもんね。
「早く、乗ろ！」
ぐいっと手を引き、ちょうど降りてきた観覧車に乗り込む。
ねぇ、ユンギ？ガタン、と揺れるカゴにビクッと肩を揺らしてたのバレバレだよ？
可愛い…
「意外と早いねぇ」
余程怖いのか全く喋らないユンギ。
話しかけても、うん、とか、おー、とかばっかり。
んー、、、、つまんないな。
夜景、綺麗なのに。
1人で夜景見る切なさよ涙
なーんて1人で悲しくなってたら、
YG「なぁ、A。」
と、さっきまで怖がって話そうとしなかったのにいきなり話しかけてきた。
「な、何？」
何を言い出すかと思ったら、
YG「俺と付き合って良かったのか？」
眉を下げて悲しそうな顔でそう述べる。
「…っなんで。なんでそういう事言うの。
良かったに決まってるでしょ。」
YG「不安なんだよ。Aは綺麗だし…自覚なしだし…
それに、何より仕事上大っぴらにデートもできない。
こんなこと…言うの恥ずかしいんだけど…俺、引くくらいお前が好きだから。」
一瞬飽きられたのか、と不安になったけど予想外のユンギの気持ちに、心にポっと火が灯ったみたいに暖かくなる。
「それ、ユンギだけじゃないし。」
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やまれ(プロフ) - ユウさん» ……頑張ったです。ありがとうございます！涙ちょちょ切れます≡( 「ε:)ﾉ楽しみに、待っててくださいいいい！！ (2019年2月13日 22時) (
レス) id: ff8fe79a83 (このIDを非表示/違反報告)
やまれ(プロフ) - 凪瀬?...*゜さん» ありがとうオリゴ糖(ごめんなさい調子乗りました)最高とか……もー、嬉しすぎて鼻が天まで届きそうです。これからもよろしくお願いします！！！ (2019年2月13日 22時) (レス) id: ff8fe79a83 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 合格おめでとうございます！これからも更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2019年2月12日 21時) (レス) id: ca218af2fb (このIDを非表示/違反報告)
凪瀬?...*゜(プロフ) - いやもう、ほんと最高です(語彙力どっか行った)ゆっくりでも良いので更新待ってます！受験お疲れ様です…！！ (2019年2月12日 20時) (レス) id: d7e41d321b (このIDを非表示/違反報告)
やまれ(プロフ) - 砂田琴莉さん» うわぁ！コメントありがとうございます。いいですねぇ、赤ちゃん。それにジンさん(私の推し)と誕生日一緒とか、、、、羨ましすぎです……これからも、よろしくお願いしますね！ (2019年1月20日 21時) (レス) id: ff8fe79a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまれ | 作成日時：2018年12月31日 14時
