激流葬【轟焦凍】 (ページ9)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:1,322 hit

8 ページ9

ギャラリーに水がいかないように防御膜張って、
貯めておいた台風のときの豪雨一日分を思いっきり解き放った。

爆豪「…！？」

一瞬にして水は渦を巻いて、爆豪を飲み込んだ。

…爆豪くんの体持つかな……？

瀬呂「う…っわぁ………」

耳郎「なんつーかえぐい…」

峰田「おいおい………！！あの爆豪が水攻めにあってるぞ…！！？」

まぁそろそろ息が続かなくなるので解除しよう。

『解除。』

水をまた取り込んで、防御膜も解除するとヘトヘトになった爆豪くんが倒れていた。

オールマイト「爆豪少年んん！？」

『あっやりすぎた。』

きっと水が肺に入ってしまったなら呼吸もきつい。

爆豪くんに近寄り、急いで彼の体の余分な水分を抜き取ると、呼吸が安定してきた。

『すいません、オールマイト…やりすぎたかもしれません。』

さすがにやりすぎたし、爆豪くんの体内に入った水を取り込みたくないので
空中でふよふよ浮かせておいた。

オールマイト「とりあえず保健室に…！！」

今日の授業は私のせいで少し潰れてしまったが、クラス皆の個性が見れていい勉強になった。

『さすが雄英…こんなにも強い人達がたくさん……』

そして夏の林間合宿が近づいていた。