No.9 ページ10
ケロ『ゲロｫ…吾輩のせいじゃん…どうしよ』
ケロ「今！今どこにいるか分かるでありますか？」
春斗「今は…僕の家にいると思うよ。なんなら呼ぼうか？」
ケロ「できればそうしてほしいでありますが、春斗殿もお疲れでありましょう？それに、家だって遠いだろうし…」
ケロロが言いづらそうに言った。
夏美達も心配そうにその様子を見ていた。
春斗「大丈夫！すぐそこだし。“呼ぶ”だけだから」
ｽｯ
ポケットから小型のボタンを取り出しそれを押した。
春斗「よし、これですぐ来るよ」
ケロロ達は訳も分からず様子を見ることにした。
すると、
ブー！ブー！
モア「おじさま！大変です！侵入者です！」
ケロ「ゲロ〜！」
タマ「もしかして…」
クル「くっくっく」
ケロロ達は侵入者の正体に薄々もしやと思いながら警戒していた。
モア「上から来ます！」
バーーン！
司令室の天井に穴が出来た。
ギロ「…来たな」
砂埃が部屋中に広がりしばらくすると晴れてきた。
？「怪我したのは誰ですか！？重症者は！？」
表れたのは右手に銃を持って左手には医療バック、背中には大きな荷物を持ったケロン人が立っていた。
ケロ「おぉー！メディディ上等兵！」
タマ「メディディ先輩ー！」
？「隊長どうしてここに？それより怪我人は！？」ｷｮﾛｷｮﾛ
春斗「怪我人はいないよ。ごめんね無理やり呼んじゃって」
春斗は申し訳なさそうに謝った。
メディ「そうですか、良かった。隊長お久しぶりです。お身体はもう大丈夫ですか？」
ケロ「この通り、絶好調であります！いや〜これで6人やっと揃ったでありますな！」
タマ「心配したんですよ〜」
メディ「すみません、行こうに行けなくて。なんと言うか気まずくて…5人集合して、ヴァイパーに襲われていた時も、町中を花だらけにした時もこっそりアピールしながら参加してたけど中々隊長達に気づいてもらえなくて…」
ケロ「参加してたのね…」
ｼｭﾀ
ドロ「拙者もメディディ殿に会えて嬉しいでござる」
ケロ「あっ、ドロロいたんだ」
ドロ「ひどいよ〜ケロロくん」
(next ﾟДﾟ)ﾉ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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作者名：よっちー | 作成日時：2023年1月8日 5時
