大切な人を守りたい【男主】 (ページ23)

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NO.21 ページ23

ケロ「……やっちまったよ…ｲﾃﾃ…」

メディ「はい。終わりまたよ隊長。」

モア「おじさま可哀想…あんなに頑張ってたのに…ていうか、現任一筋？」

ケロロは昼間の怪我をメディディに再び診てもらいながら、お目当てのダンガルが手に入らなかったことで落ち込んでいた

冬樹「まあ、良いじゃない。冷蔵庫貰えたんだから」

ケロ「ダンガルでなきゃ意味ないであります！そうだ！夏美殿！夏美殿にダンガル貰うであります！」

小雪「それは無理かも」

タマ「そういえばナッチーいないですぅ何処行ったんですかね？」

冬樹「サブローさんもいない…」

ギロ「何だと！？」

クル「クックックー。そろそろ銃の効き目が切れる頃だ」

メディ「…春斗もいません」

冬樹「え！？」

メディディは辺りを見渡し春斗がいないことを冬樹に伝えた

春斗「いい加減にしてください!」

メディ「あっ…居た」

冬樹「え？…どこどこ？」

メディ「ほら、あそこ。誰かに追いかけられています」

ケロ「ケロｫ？」

ケロロ達は岩陰から何が起こっているのか様子を見た。

春斗「だから…私は弟子なんていりませんし、今荷物運ぶのに手一杯なんです。なので…追いかけて来ないで下さい！」

男「お願いします！俺、弟子と認めるまで追いかけ続けますから！」

春斗の後ろから5mぐらい離れて男が追いかけていた

あまりにもしつこい男に我慢の限界が来たのか、岩を駆け上げその勢いのまま男に飛び蹴りを喰らわせた。

男「グハッ…」

春斗「はぁ…やっと休める」

春斗は走り疲れてその場で休んだ
男は気絶した後、連れの人達に回収されていった

ケロ「ケロ…今、すっごいの見ちゃったであります…」

ギロ「あの、身のこなし只者ではないな…」

クル「くっくっく…こりゃ面白くなってきたぜぇ〜」

春斗の戦闘を見て、夏美と重ね恐怖で震える者。警戒が強まる者。面白がる者と反応が様々な中…

メディ「大丈夫？水いる？」

春斗のところにいち早く来たメディディが春斗の心配をした。

春斗「ありがとう。しかし、参ったよ…まさか荷物番してる間に追いかけられるなんて…もう、彼には会いたくないよ…」

ナレ〘そんなこんなで、海を楽しんだ軍曹達であった。〙