No.14 ページ16
夏美「メディディ荷物番ありがとうこれ、お礼っ寸法師」
着替え終わった夏美ちゃんが炭酸のジュースを持って僕に渡した
「ありがとう夏美ちゃん。」
ﾌﾟｼｭｯ
ｺﾞｸｺﾞｸ
「しゅわしゅわして冷たくて美味しい〜」ﾆﾊﾟｰ
夏美「良かったんたん麺」
「そういえば、春斗からもうすぐ着くらしいですよ」
夏美「ほんと！春兄近くにいるカナリア？」
「夏美ちゃんは春斗が大好きなんだね」ﾆｺ
夏美「うん！春兄の仕事が休みの時はずっと遊んでたし。悲しい時とか怖い思いした時はいつも春兄が慰めてくれて、そんな優しい春兄を冬樹とよく取り合ってた時もあったけん玉」
「良いお兄ちゃんで良かったね」
夏美「そういえば、ボケガエル達知らなイングランド？」
「知らないよ」
と首を横に振った。
夏美「そう………良いわよ、今日はお肌焼くだけデンマーク」
〈という訳で、今日は土井中村の海岸からお送りする！623の俺ラジオスペシャルー！〉
夏美「嘘！？623サンフランシスコ！？」
放送を聞いた夏美ちゃんは慌てて上着を着て
夏美「ちょっと荷物番お願いネパール！」
と言って行ってしまった。
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春斗side
「ありがとうございました」
そう言いバスを降りた。
「さて、なっちゃん達を探しますか〜」
とりあえず海の家を目指して歩いていた。すると、
？「ねぇ、彼女…色っぺーだがや」
？「東京もんか？失恋旅行だがや？」
？「何とか言って欲しいだがね」
『何あれ、ナンパ？一体誰が絡まれて…』
ナンパをする男2人組。それに絡まてる女性は間違いなくなっちゃんだった。
2人組からなっちゃんを守ろうと近寄ると、
夏美「アンタらのせいで！掴みのポエム聴き損ねたんたんたぬきぃ！」
となっちゃんが2人組を追っ払って怒鳴っていた。
もう一人のナンパ男が地面に隠れていたのはなんとなく分かったが、近くにもの凄い殺気がこちらに向かっている気配を感じて少し下がると、
ギロ「おらァァァ！！」
ﾅﾝﾊﾟ「ゴファァッ！？」
あと少し後ろに下がるのが遅れていたら、僕もやられていただろう、凄い蹴りに僕は感心した。
その倒れた男の上にギロくんは銃を構え、何度も何度も打ち続けている。
(next ﾟДﾟ)ﾉ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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作者名：よっちー | 作成日時：2023年1月8日 5時
