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平野くんに懐かれたのにも慣れてきた頃、いよいよ彼らのデビューに向けて準備が本格化してきた。
紫「今日音楽番組の収録だっけ？」
海「え？雑誌の取材じゃないの？」
「いやさっきデビューシングルのジャケット撮影用の衣装合わせって言ったよね？」
紫「もう無理忙しすぎて何が何だかわかんない」
そう、ほんとにそう。
デビュー前ってこんなに忙しいもんなの？！
雑誌の取材に始まり、各音楽番組の収録、バラエティー番組への出演、デビューシングルの収録、撮影、特典映像の撮影、デビューイベントの打ち合わせ…………
本気で言ってますか？？？
って何回も翔さんに確認したけど「あいつら大注目株なんだから当たり前だろ、働け」って毎回一蹴されて終わるから流石に諦めもついてきた。
私が忙しいのはいいんだけどさ、もう2人が限界値を迎えてるのよね。
紫「Aちゃん、30秒だけハグさせて」
海「俺も〜〜」
息抜きをする時間もなく毎日が過ぎていくから人に甘えられる瞬間もないみたいで、休憩時間中に楽屋で私に癒しを求めてくる事態になってるけど、私も2人がしんどいの知ってるから「はいはい、しょうがないなぁ」って言っちゃうんだよね。
紫「あぁまじで生き返る…てか超いい匂いするAちゃん…このまま持って帰りたい…」
海「紫耀もう30秒経ったから交代！」
紫「はぁ？早すぎ。お前ちゃんと数えてねぇだろ」
「あのさ、ハグするのはいいんだけどもうちょっと力緩めてくれない？私死にそうなんだけど」
紫「これぐらいぎゅってしないと足りないの」
「痛い痛い！マジで馬鹿力！」
海「27、28、29、30！はい交代でーす！Aちゃんこっち！」
紫「くっそ、全然足りねぇ…」
海「俺、Aちゃんのことハグすると安心するんだぁ。ちっちゃいときにママに抱っこされてたころの感覚を思い出すんだよねぇ」
「よしよし、カイちゃんえらい」
紫「何それずるくね？俺もされたい」
海「残念！年下の特権でしたぁ！」
「はい、海人も終わり！」
海「はぁい」
うん、これは完全ママの立ち位置だわ。
マネージャーとはなんぞや。
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ななみ(プロフ) - 一気に読ませていただきました。もう続けが早く読みたい！に、尽きます！更新楽しみにお待ちしております。 (2019年11月24日 13時) (
レス) id: 56b007f690 (このIDを非表示/違反報告)
shokun82(プロフ) - 甘いの大好きなんでニヤけました。これから楽しみです (2019年11月21日 23時) (レス) id: e323144fab (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - けーぽさん» けーぽさん大変遅くなりました！リクエスト書かせていただきました。リクエスト頂きありがとうございます！ (2019年11月20日 18時) (レス) id: d98f60d665 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - 絢さん» ありがとうございます！じゃあ、さっそく！マネージャーさんが女の子の日でいつもより体調悪くて、貧血とかで倒れちゃうんです！それで、紫耀くんが心配して慌てちゃって、ちょーーーデレッてなるっていう。語彙力なくてごめんなさい！お願いします！ (2019年7月23日 19時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - けーぽさん» もちろんです！リクエストお待ちしております！！ (2019年7月16日 22時) (レス) id: d98f60d665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢 | 作成日時：2019年7月11日 23時
