眩耀エターナル【Sho】

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紫「でも、あのときAちゃんにガツンと言われて、もしかしてそういう人じゃなかったのかもって思い始めて……

しかも翌日から別のマネージャーさんが付くようになったら、色んな現場で

『Aさん、あんなに2人のこと売り込みしてくれてたのに、マネージャー辞めちゃったの？あの子が2人の良さを力説してくれたから、この番組でも使おうと思ってたのに、Aさんじゃないんじゃなぁ…』

みたいなことを言われて、はじめてAちゃんが俺らのためにそんなに頑張ってくれてたの知って。

そんな人に対して勝手な俺の先入観であんなことしちゃって、マジで申し訳ないことしたと思ってる。

俺らのために頑張ってくれてたのに、ごめん。

俺は、もう1回Aちゃんと頑張りたい。

Aちゃんと一緒に、世界を見たい。

だから、俺らのマネージャーに戻ってきてくれないかな…？」


「次壁ドンとかしてきたら、はっ倒すからね」


翔「お前の許し方、独特すぎだろ」


「いやだって平野くんがこんな真剣に話してくれるなんて思ってなくて、どう返事したらいいかわかんないんだもん」


潤「お前らが絶対に相性がいいことは俺が保証するから、仲良くやれよ」


紫「よろしく」


差し出された手を握った途端、ぐっと手を引かれる。


潤「誰がハグしろっつったんだよ！
極端すぎんだよアホか！」


紫「え！Aちゃん、意外とちっちゃくて可愛いんだけど！やべぇ！」


翔「急にキャラ変してんじゃねえ！」


「ちょ、離してくれます…？」


翔「お前も微妙に赤面すんのやめろ」


急に抱きしめられてドキッとしちゃったのは、
最近男の人に抱きしめられてなくて免疫がないから、だよね…？

うん、こんなイケメンに抱きしめられるなんてことないからドキドキしてるだけ。





実はこの時から、運命の歯車が動き出してたなんてね。

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