弐 ページ3
『おかーさん!おさんぽいこ?』
「うんうん。分かったからちょっと待ってて」
’’大好きなおかーさん。
いつもAのわがままきいてくれる
『おかーさんいつもありがと!』’’
母の日。
日頃の感謝を母に伝える日
『みてみて!よつばのくろーば!』
『おかーさんのぷれぜんと!』
「わぁーありがとう!」
「お母さんこんなに貰って幸せねー!」
『しあわせ!』
これは記憶の欠片だ
__________
『おかーさん』
『あのね最近ね、おばけみたいなのが見えるの!』
『れーかん?ってやつかな?』
『おかーさんれーかんある?』
「っえ?」
「霊感かな?おばけなんて怖い事言わないで」
『そっかそっかぁ』
『おばけ怖いもんね』
「そうだよ。おばけはね、人に話すと自分も相手も呪われちゃうってよ??」
『えー!なにそれ、こわい!』
「そーなんだよー簡単に人に話したらメッだからね?」
『はーい』
おかーさんとね、お話したときからなんだかこころがモゾモゾするんだ。
これってなんだろう?
その日の夕方....
『おかーさんただいま!』
お外から帰ってくるとなんだかおうちの中からガタガタといってる
『おかーさん?』
中に入るとおかーさんの目の前におばけがいた。
おかーさんはびっくりしておばけからにげようとしてる。
『おかーさん!!』
おかーさんをまもらないとって思ってね、そしたらあたまにことばがながれてきた?んだ。
『’’鮮花’’!!!』
目をぎゅーーってつぶってたからどうなったか分かんないでも、
『おかーさん?』
これは5歳のときの話。
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作者名:*ru_nn* | 作成日時:2023年11月9日 23時