非公式 ページ39
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「 明日も明後日も家庭教師なんて無理 ！ 」
流 「 ええやん 、いい先生やったし 。」
「 いくらいい先生でも週５はきついって … 。」
３限終わりの授業の中休み 、りゅちぇと廊下を歩いて食堂に向かっていた 。
流 「 いつもチーかましか食べへんのに早弁とは珍しい 。」
「 放課後やなことあると思うとお腹すくねん … 。」
食堂に到着し 、食券機でポテトの券を購入 。３、４人並んでいる列の後ろに並ぶと 、りゅちぇはチープな柵を隔てて私の隣に立った 。
「 はぁ〜〜もうため息とまら 、」
謙 「 A ？ 」
「 うわっ ！ 謙杜 … ！！ 」
突然真後ろから掛けられた声に振り向くと 、私と同じように食券を持った謙杜がそこに 。
謙 「 めずらし 、食券機のボタン押したん初めてやったんちゃうん 。」
「 ボタンはりゅちぇの代わりに押したことあります 。」
謙 「 それは初めてって言うた方がええかもな ？ 」
眉を下げて笑う謙杜に釣られて笑い声が漏れる 。こんなにも普通に謙杜と話せたのは久しぶりだった 、けど 。
流 「 … ちょっと 、めっちゃ一眼レフ向けられてるで 。」
パシャ 、と他の雑音を避けて聞こえたシャッター音が何度も何度も繰り返す 。そのレンズは明らかに私たちを捉えて 。
「 ブロマイド撮影ってこんなあからさまなもんなん ？ 」
謙 「 いや 、いつも気付かんうちに撮られてるけどなぁ 。」
と話していると 、どこからか颯爽と現れた嶋��くんが 、女子生徒の一眼レフをパッと奪ったかと思うと怒った様子でこちらに向かって歩いてきた 。
斗 「 はあもう ！ 大丈夫ですかぁ ？ しつこく話しかけられたりとかはまだ無さそうですけど 、」
嶋��くんはなんだか忙しなくカメラをぽちぽち操作している 。りゅちぇと謙杜と顔を見合わせて首を傾げあったのち 、恐る恐る嶋��くんに聞いてみた 。
「 あの 、なんか良くないこと起きてるん ？ 」
斗 「 ファンクラブ会長にとって良くないことが起きてるんです 、ほら ！ 」
勢いをつけて私たちの方に向けたカメラの画面に写っていたのは 、私と謙杜が笑い合う顔面のアップ 。
流 「 いや俺写ってへんのかい 。」
斗 「 残念ながら今はA先輩と長尾先輩が推されてるんです 。
2人をカップル推しする非公式ファンクラブが立ち上がってるんですよ ！！ 」
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酢飯(プロフ) - 壁さん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです（；；）ここで一気に急展開させたかったのでそう思っていただけると書き甲斐があります！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2023年4月8日 0時) (
レス) id: d49cdf108d (このIDを非表示/違反報告)
壁 - すごい面白くてずっと満面の笑みで読んでましたがまさかまさかの展開に興奮が冷めません！！めちゃめちゃ好きなお話です！！応援してます！ (2023年4月7日 21時) (レス) @page21 id: ef99e32b7f (このIDを非表示/違反報告)
酢飯(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます！更新頻度が悪くて本当に申し訳ないです（ ; ; ）完結まで頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2023年2月13日 19時) (レス) id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
酢飯(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます！読んでくださる方のおかげです本当にありがとうございます！！完結まで見守っていただけるとうれしいです〜ありがとうございます（ ; ; ） (2023年2月13日 19時) (レス) id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 移行おめでとうございます！お話の続きが見れて嬉しいです！😭💓これからも楽しみにしてます！ (2023年2月6日 1時) (レス) @page6 id: d0215ee9fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酢飯
| 作成日時：2023年1月25日 11時
