電話 ページ35
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kazuya
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A今何してるんやろ 。A今日何食べたんかな 。A全然LINE見てくれへんな 。
和 「 そうですね〜僕はほんまに … 」
そうは思いつつも 、俺だって素人じゃない 。カメラの前ではちゃんとニコニコしてコメントだってできる 。
丈 「 … おい 、収録終わったからってそんな死んだ顔すんな 。」
和 「 無理や 。もうAと２週間まともに喋ってない 。」
そりゃもちろんカメラの前では 、だけど 。収録が終わって共演者さんたちに挨拶をし楽屋に戻る最中 、表情筋が固まったかのようにほとんど動かなくなった 。
丈 「 会うんは無理かもしれんけど電話ならできるやろ 、タイミング見てしいや 。」
和 「 そんなんあかん 、A疲れてるやろうし … 。」
丈 「 その状態でもAのことちゃんと考えてんねや 。」
軽く笑った丈くんに返事もせず 、携帯へと手を伸ばす 。
Aとのトーク画面は 、スタジオ着いたら目薬貸して〜 、ってAからのLINEに俺がスタンプを返した１週間前の会話で止まっている 。
和 「 … 会いたいなぁ 。」
心の声が届いたのかなんなのか 、
A ［ 今日仕事何時に終わる ？ ］
A ［ 夜電話したい ］
なんて、ぽんぽんと増える吹き出し 。
和 「 … えっ ！！！！ 」
丈 「 うるっさいねんお前 … ！ 」
隠しきれない喜びがテレビ局の廊下にいるにも関わらず声に出てしまった 。しかも丈くんが顔を歪めるほどの大音量 。
和 「 Aが夜電話したいって ！ 」
丈 「 んーよかったな 、とりあえずはよ着替えてレコーディング行かな 。」
さっきまでの気持ちがまるで嘘みたいだ 。気分が上がって足取りも軽い 。
レコーディング絶対頑張ろ 、と意気込んで 、丈くんが楽屋のドアに手をかけたその時 。
〈 大橋さん ！ 〉
和 「 … あ 、お疲れ様です〜 。」
さっきの収録で俺と丈くんの右下に座ってたゲストのアイドルの女の子が小走りで俺の元へやってきた 。
〈 お疲れ様です ！ あの 、大橋さんにお願いがあって … 。〉
恥ずかしそうに俺に話しかけるその手には携帯が握られている 。そのお願いの内容をすぐに察した俺は 、丈くんに先に楽屋に入るように促した 。
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irie0409(プロフ) - 酢飯さん» 把握なさってましたか！余計なお世話でしたね(；▽；)これからも作品楽しみにしています✨ (7月26日 14時) (
レス) id: ab68caf9ef (このIDを非表示/違反報告)
酢飯(プロフ) - irie0409さん» ご報告ありがとうございます〜😭転載は幾度となくされてきましたが放置していても問題なさそうだったので、ほっとこうと思います！！ほんとうにありがとうございます🙇🏻 (7月26日 13時) (レス) id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
irie0409(プロフ) - 酢飯さん» お返事ありがとうございます！プリ小説にこちらの作品とレモンスカッシュが転載されているようです(◞‸◟) (7月25日 16時) (レス) id: ab68caf9ef (このIDを非表示/違反報告)
酢飯(プロフ) - irie0409さん» コメントありがとうございます！他の作品にも目を向けていただけてうれしいです（ ; ; ）いえ、ここしか使っていません！ (7月23日 2時) (レス) id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
酢飯(プロフ) - ちょれぎさらだぐりーんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜しっぽぶんぶん降ってるのめっちゃ想像できますよねわかります（ ; ; ） (7月23日 2時) (レス) id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酢飯
| 作成日時：2022年4月2日 0時
