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流 「 なんでそんな頑なに年上がいいん ？ 」
「 余裕のある人がいいの 。え〜かわいいこれ豚 ？ 」
流 「 猫や 。余裕ってなんなん ？ 束縛されたくないってこと ？ 」
「 ん〜 、逆かなぁ 。なにそれ牛 ？ 」
流 「 犬や ！ 逆ってどういうこと 、」
すらすらとハイテンポで進んでいた会話が 、一限目終了を知らせるチャイムによって途切れた 。りゅちぇの最後の問いには答えないままで 。
「 なありゅちぇ 、自販機いかん ？ 喉乾いたぁ 。あっ藤原先生のとこも 。」
流 「 いいけどオレンジジュース奢りーや 。」
「 わかってるって 。」
と 、2人で席を立ったその時 。
駿 「 あ ！！ 見つけた ！！ 」
って 、教室の外から耳をつんざくような大声 。なにが起こってんねん 、と声が聞こえたドアの方を見ると 、なんとそこにはこの学校で知らない人はいない 、道枝駿佑がいた 。
駿 「 ちょ ！ そこの子 ！！ 君やって 、君 ！！ 」
しかもなぜか分からないがバッチリ目が合っている 。
流 「 … なんかめっちゃこっち見てない ？ 」
「 いや 、… うん 、なんか目合ってた気する 、えっ何りゅちぇなんなんやろ 。」
ぜえぜえ肩で息をしてまんまるな目で私を見る彼が怖すぎて 、バッとりゅちぇの方を振り返って彼を視界から排除 。
流 「 … なあこっち来てる 、道枝くんこっち来てるけど ！？ 」
「 なんで ！？ 怖い 、怖いって ！！ 」
まるでおばけかのような扱い 、こんなのファンクラブの人に見られたら怒られること間違いなし 。
駿 「 なあ 、朝俺と長尾にぶつかってきた子やろ ？ 」
背後 、というよりほぼ頭上から聞こえてきた声に 、思考が一時停止 。
… イケメン現代文教師のことで頭いっぱいやったから 、ちょっと顔がいい３人組としか思ってなかったけど … あれってもしかして 、あの３人組やったん ？
「 あっ 、あれ道枝くんたちやったんや ！ 」
くるっと振り向くと道枝くんの綺麗な顔面がすぐそこに 。教室内はざわついていて 、ドアの外にも他クラスの子たちが覗きに来て集まっている 。
流 「 え 、気付かんかったん ！？ あんたどんだけ同い年の男興味ないんよ ！？！ 」
「 だって藤原先生に会いに行くことしか考えてなかったから … 。」
流 「 いやそれにしてもコレおったら一回記憶に刻むやろ ！！ 」
駿 「 コレ呼ばわり ！？ 」
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酢飯(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると本当に話を練ってるかいがありますうれしいです（ ; ; ）今パート2の準備中ですので更新少々お待ちください！！！ (2023年1月18日 16時) (
レス) id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - お話がとっても面白くていつも更新楽しみにしてます！❤︎ (2023年1月12日 0時) (レス) @page49 id: d0215ee9fd (このIDを非表示/違反報告)
酢飯(プロフ) - 赤身さん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜サクサク更新できるよう頑張ります！！ (2022年8月26日 4時) (レス) @page6 id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
赤身 - 最高です！更新楽しみにしてます！ (2022年8月25日 8時) (レス) @page13 id: 7933e3d246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酢飯
| 作成日時：2022年8月23日 15時
