初対面 ページ2
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kento
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謙 「 2人と離れたらまた友達作るって 、大丈夫やから 。」
駿 「 そういうことちゃうわ ！ 大学生になったらみんな自分の将来考え出すねん 、そんな悠長なこと言ってられるわけないやろ ！？ 誰もがそばに置いときたいのは恋人や ！ 友達じゃない ！！ 」
みっちーはガミガミと捲し立てて 、俺の逆サイドでは高橋くんが 、俺は関係ありません 、とでも言いたげに大きな欠伸を一つ 。
謙 「 もぉごめんってみっちー 、頑張るから 、頑張るからとりあえず許して ！ 」
顔の前で手を合わせてみっちーの鎮火を図るけど 、これはとんでもない業火らしい 。
駿 「 頑張るってなんっかいも聞いたけどさあ ！？ なーんにも変わってないよなあ ！？ 俺はお前が心配で言ってんねん分かるか ！？！ 」
謙 「 あーーもうこれ無理や 、ちょ高橋くんもなんとか言ってや ！ 」
恭 「 いややって巻き込まんといてや俺を ！ 」
全員うるさくなってしまって 、いよいよ本当に収集がつかなくなってきた 。もうすぐで一限開始のチャイムも鳴る時間だ 。
駿 「大体お前はなあ ！ 触られんのも無理ってそんなん 、
「 ちょっとすいません邪魔でーす ！！ 」
うわっ 。」
まぁたガミガミ言われる 、と構えたその時だった 。
謙 「 わっ 、」
「 あっごめん 、けど廊下でそんな広がってわちゃわちゃされると 、私急いでるからぁ ！ 」
ドンッと俺とみっちーを押し退け俺らの間を通っていった 女の子 が 、俺がふらついたのを見てか 、くるりと振り返ってはそう叫んで走っていった 。
謙 「 … 。」
これが彼女との 、初対面だった 。
恭 「 あー ！ もぉ ！ 謙杜また着替えに行かなあかんやん ！ だるいって ！ 」
駿 「 はいはいもうしゃあないやん 、行くで 。」
高橋くんは項垂れ 、みっちーは引き返そうと踵を返す 。
そんな中俺は 、あの子に触れた右腕を押さえてぼーっと立ち尽くしていた 。
恭 「 謙杜 ？ 行くではよ 。」
謙 「 … いや 、着替えんでいいや 。」
駿 「 … え ？ 」
いつもなら気持ち悪くて耐えられないのに 、今はどうしてかなんとも思わなかった 。
謙 「 …… なんか 、大丈夫 。」
ポカン 、とした2人の目がどんどん見開かれてこの後2人の驚愕の声が廊下に響き渡ったことは 、言うまでもない 。
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酢飯(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると本当に話を練ってるかいがありますうれしいです（ ; ; ）今パート2の準備中ですので更新少々お待ちください！！！ (2023年1月18日 16時) (
レス) id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - お話がとっても面白くていつも更新楽しみにしてます！❤︎ (2023年1月12日 0時) (レス) @page49 id: d0215ee9fd (このIDを非表示/違反報告)
酢飯(プロフ) - 赤身さん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜サクサク更新できるよう頑張ります！！ (2022年8月26日 4時) (レス) @page6 id: bdf2bf0792 (このIDを非表示/違反報告)
赤身 - 最高です！更新楽しみにしてます！ (2022年8月25日 8時) (レス) @page13 id: 7933e3d246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酢飯
| 作成日時：2022年8月23日 15時
