Get Naked PP#1 ページ22
お久しぶりです。過激になって帰ってきましたので自己責任で読み進めてくださいませ。
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「なぁ、どんなに逃げようとしたってAちゃんは俺から逃げられへんで。」
いつもはそんな事言わないのにどうしたの。組み敷かれて鈍った頭で考える。
確かにそう。清水さんより恰好いいだけの人ならいくらでもいる。
…でも、
「でも、俺にメロメロなんやろ、」
知ってる、と目を細め、胸元に手をかける。
もう両手で収まらないくらいこうしてきたから、清水さんは私のイイトコロを知り尽くしている。そうされて、私がどんな声を出すか、という事も。
…でも、清水さんが知っているのは、私の身体だけ。
他の事、例えば年齢ですら知ろうとはしなかった。
知った時も、
「思ってたよりも下やったわ。まあ、犯罪にならんくらいやし良かった」
とだけ。私が必要とされているのはそういう部分だけなんだ、と思わされた。
「…何考えてんの?」
「当ててみて、」
「どうせ、清水さんの事って言うんやろ」
「そうだね」
そう返すと、さっきまで触れていた場所に顔を寄せた。
「…なんかその気取った感じムカつくわ」
言うや否や、先端に舌を絡める。
いつもよりハイペースで激しいその動きに恍惚としてしまう。
私の声に満足気に頷くと、耳元に近付き、
「もう、下行ってええやろ」
と囁く。
"女は耳で恋に落ちる"とはその通りで、吐息交じりのその声に何度も堕ちてきた。
「下もして?」
精一杯の釣り顏で答えると、荒々しく手を入れ、秘部を刺激する。
…"男は目で恋に落ちやすい"も1つの真理みたい。
私のそこを手早く解すと、
「ほら、俺のも、」
と私の手を誘う。
"俺さ、してもらうん好きやねん"と洩らしてからというもの、私はネットで調べては反応を確かめ、を繰り返している。
最近はすごく善がってくれるから、多分正解なんだと思ってる。
ひとしきり終えると、清水さんは
「挿れさして、」
と、ゴムを手にした。
私はこの瞬間が1番憎くて、1番好き。
だって、熱くなった後は冷める間もなく眠って、日常へ帰らなくてはいけないから。
それでも、繋がって一瞬の熱を共有するこの時だけは、心も身体もハダカになれる気がするから。
「うん、挿れて、」
いつものように発した言葉の後、キスをしたのはただの気まぐれ。
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popo - PPの4番さんのお話がドストライク過ぎて思わずコメントしてしまいました・・・!続きが気になるので良かったら続編を執筆して欲しいです。これから作者様のペースでの更新をしてくださいませ(^^) (2021年1月10日 11時) (レス) id: fe96328630 (このIDを非表示/違反報告)
ちま(プロフ) - Nightさん» 私利私欲で書いた物を気に入って貰えて嬉しいです!ありがとうございますゆっくりではありますが更新楽しみにしててください! (2020年5月29日 10時) (レス) id: fc582de549 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - んんえええ戸嵜スンのお話好きすぎてついコメント失礼します…!星野さんと柳田さんのオタクしてるの最高だし残念イケメンてーち分かりすぎるしとにかく戸嵜さんがイケメンで……!!長文失礼しました!更新がんばってください(; ;)(; ;) (2020年5月28日 22時) (レス) id: 78923408f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちま(プロフ) - にこさん» いえいえ!リクエストくださりありがとうございました! (2020年5月6日 10時) (レス) id: f04ad963c2 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - リクエストに答えて頂いてありがとうございました!めちゃくちゃキュンキュンしました(≧∀≦) (2020年5月6日 10時) (レス) id: ac1f0df00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちま | 作成日時:2020年4月14日 7時