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★ ページ8
部屋を出ると北人と慎が待っていて話しかけてきた。
北人「壱馬、大丈夫か？」
壱馬「ん？何が？」
慎「誤魔化さないでくださいよ。Aさんのことですよ。」
壱馬「あいつにとっては俺はもう過去の恋人なのかな・・・。」
北人「なんか言ったか？」
壱馬「何も言ってねーよ。」
ねえ、A、俺はもう君の心には入り込めないのかな。
？「かーずまっ！」
あー、またあいつだ。
殺意が浮かばないようになるべく表情を取り繕って彼女をみる。
壱馬「紗英、どうかした？」
紗英「会議、なんだったのぉ？」
北人「大御所のカムバックてとこ。」
紗英「へえ、男性の方ですか？」
慎「女性3人グループだよ。」
紗英「え、それって・・。」
隣で言葉を失う女。
北人「そう。あんたが壱馬と付き合うために潰したUNIT3だよ。」
紗英「なっ！私はそんなことっ！あれはAさんが浮気したんじゃないですか！私はそれを壱馬に教えてあげただけで潰しただなんて！」
慎「はっ！よくいうよな。」
紗英「皆さんだって写真見たでしょう？これは確かにAだってランペの皆さんがおっしゃったんですよ？！」
そうだ。あの写真は確かにAだった。でもきっと彼女に意思じゃない。それなのに俺は…
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作者名：高嶺キュン; | 作成日時：2020年3月4日 20時
