No.70 ページ30
砂浜…
クシャッと乱れる髪の毛。
数「…いなかったから。部屋に」
数「やっと、二人っきりになれた」
A「っ…」
伸びてきた数の手。
その手が私の左手を捕らえて、キュッと指を絡ませる。
触れた部分が徐々に温もって、
お互いに寄り添った。
コテンと私の肩に頭をのせる数に対して、
私はその頭にもたれ掛かるような体制。
A「ねぇ…数…」
数「…ん？」
A「わたし、今、すごく楽しんだ…」
数「……。」
A「昔は父さんのいいなりにしかなってなかったから。でも、別に嫌じゃなかったし、このままでもいいと思ってた…
けど、みんながいてくれて少し気が楽になって、ずっと一緒にいたいって思ったんだ…
みんなが大切なことを教えてくれて、わたしも自由になりたいなっていつしか思って。そして今がある…」
数「お前もいろいろ考えたんやな」
A「ぅん…
数はBEASTのNo.2だから、段野さんが大切な人だってことはわかるんだ…
でも、心のどこがでわたしは
わたしは数にあんまり思われてないのかなって
でも、仕方ないから…数がそばにいてくれるだけでわたしは充分なんだ…」
数「……。」
A「よしっ、ホテルに戻ろうか」
立ち上がろうとする、Aの手を数がつかむ
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結菜 - 更新頑張って下さい！ (2014年8月2日 21時) (
レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
なおやん（（レス遅め(プロフ) - 頑張って！ (2014年7月27日 8時) (レス) id: 0778c38da2 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2014年5月11日 0時) (レス) id: 46c563d69b (このIDを非表示/違反報告)
あやな - 更新頑張って下さい！！ (2014年4月10日 4時) (レス) id: ad5826aadf (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - みぃ（SZ)さん» コメントありがとうございます！更新してなくてごめんなさい。これからしっかりと話しを進めていきたいと思います！待っててください！ (2014年3月30日 23時) (レス) id: 574b974ddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2013年6月18日 12時
