メニュー ページ37
｢お疲れ様です！お先失礼します！｣
無事、定時に上がれた。
待ち合わせまであと20分ほどある
｢お手洗いで最終チェックしておこう｣
髪の毛の巻き、取れてない！
メイクもヨレてない！
服は乱れてない！
最後にリップだけ塗り直して…
｢よし！｣
出来るだけの事はやった…
あとは食事に行くだけだ。
私は待ち合わせの場所に向かった。
待ち合わせは会社を出てから少し歩いた広場にある大きなイチョウの木の下。
｢お待たせしました｣
ドヨンさんが小走りでこちらに向かってきた。
｢全然待ってないですよ、まだ集合時間前ですし｣
｢なら良かった！｣
｢じゃあ行きましょうか｣
｢はい｣
今日は私が誘ったので私がお店を予約した。
普段なら選ばないようなオシャレな洋風の居酒屋だ。
なんとなく、ドヨンさんの雰囲気から
そういうオシャレな所が良いかな？というイメージで私が決めた。
席に通され、向かいあわせで座る。
｢予約してくれてありがとうございます｣
｢いえいえ、こちらからお誘いしたので｣
席に着いてすぐメニューを渡されたのでまずは飲み物を頼もうとドリンクメニューを開く。
ドヨンさんにも見えるようにとメニューを机の上に大きく広げると、ドヨンさんが少しだけ身を乗り出してメニューを確認しはじめた。
ちっ…、近い。
メニューを確認するドヨンさんの顔がとても近くて、今までこんな近くで見る事なんて無かったからドキドキして
まだお店に入ったばかりなのに心臓が破裂しそうだった。
｢決まった？｣
そう言ってこちらを向くドヨンさんの顔はやっぱり近くて
思わず目線をメニューの方にずらす。
｢あの、えっと…じゃあハイボールにします｣
｢了解、じゃあ注文しますね｣
ドヨンさんのお顔って近くで見るととても綺麗。
切れ長の目にスっと通った鼻筋、薄めで少しだけ口角の上がった唇。
サッパリとした顔だけど、冷たさはなくて、寧ろ優しくて温かい。
きっとドヨンさんの表情がいつも柔らかいからそう感じるのかもしれないな。
顔立ちや表情から優しさが溢れてる、そんな所も素敵だな、と思った。
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揺蕩(プロフ) - 凛さん» またまたコメントありがとうございます！励みになります！楽しんで頂けているようで何よりです😊出来るだけ全員登場させたいと思っているので、その分お話も寄り道が多くなるかと思いますが引き続きお楽しみ頂ければと思います🙇🏻♀️ (10月23日 17時) (
レス) id: 09fdb0806d (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ちょ、ジャニさんのお題..！気になります！しかしなんて幸せな世界線でしょう。本当に私こういうお話探してました🙈楽しー。ちなみに要らん情報ですが、シャオテンヤンペンの威神ペンなので、威神さん達の登場も密かに楽しみにしております。 (10月23日 10時) (レス) @page31 id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
揺蕩(プロフ) - 凛さん» 初めまして！コメントありがとうございます。又、とても嬉しいお言葉もありがとうございます。日々の楽しみになれる様に更新頑張りますので、これからの展開にも期待して頂けますと幸いです😌 (10月16日 10時) (レス) id: 09fdb0806d (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 初めまして。ネオカルの社会人系のお話を発見できて嬉しいです！ドヨンさんが王子様なのですね✨素敵ですー✨日々の楽しみに加えさせて下さい。 (10月15日 20時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：揺蕩 | 作成日時：2023年10月9日 17時
